2月5日(水)本日の授業風景(2)
- 公開日
- 2025/02/05
- 更新日
- 2025/02/05
校長日記
9年2組・国語の授業の様子です。
小説『坊っちゃん』(夏目漱石)の学習です。ただし、教科書に掲載されているのは【俺(坊っちゃん)】が四国(愛媛県松山)の中学校に教師として赴任するため、汽車で東京を離れるまでの場面です。
私も小学生時代に読みましたが、たとえ読んだことはなくても作品名は多くの人が知っているでしょう。それほど有名なこの小説が書かれたのは、約120年前の1906年(明治39)です。授業のめあては「それほどの長い期間、この小説が読み継がれてきた理由を考える」です。
小説に描かれた人物描写や価値観等を「現代と異なる・理解しづらい」「現代と同じ・共感できる」の2つの視点でとらえ、それをヒントに長い間読み継がれる理由を考えました。それこそが、この小説の魅力ですね。
校長 武田幸雄