校長日記

2月3日(月)本日の授業風景(2)

公開日
2025/02/03
更新日
2025/02/03

校長日記

 8年5組・道徳の時間の様子です。

 【よりよく生きる喜び】をテーマに、教科書より『足袋の季節』という読み物を使用していました。大正末から昭和初期を背景にした物語で、筆者の【私】は、貧しい少年時代を北海道・小樽で過ごしていました。

 雪の中を草履に素足で歩かなければならかった【私】は、せめて足袋を買うお金があればと願っていました。そんな折、路上で大福餅を売るお婆さんが間違えて多く渡した釣り銭を、そのまま受け取ってしまいます。そんな私にお婆さんは一言「踏ん張りなさいよ」と声をかけたのでした。

 授業では、大人になった【私】の後悔と、お婆さんへの感謝の念について考えました。2学期末の『償い』と題した校長通信(講話)を覚えているでしょうか。もし可能であれば、改めて読み直してみてください。

                          校長 武田幸雄