校長日記

1月22日(水)本日の授業風景(3)

公開日
2025/01/22
更新日
2025/01/22

校長日記

 9年1組・国語の授業の様子です。

 この時間は、本校で推進しているDSTP(誰1人生徒を取り残さないプロジェクト)の研究授業を兼ねて行われました。古文『おくのほそ道』(松尾芭蕉)より『立石寺』の段を取り上げていました。有名な【閑かさや岩にしみ入る蝉の声】の句が詠まれたお寺です。

 本校の考えるDSTPは「個別最適な学び」が大切な要素です。そのため、本文を現代語訳するために必要な補助資料も、生徒が自分の理解度に応じて活用できるよう複数用意されていました。

 また、生徒の知的好奇心を刺激し、教員主導ではなく生徒が主体的に学べる協働的な学びを取り入れることも、DSTPで重要視しています。そのためグループワークも、生活班ではなく学習班編成で行いました。

 ほかにも「作業が早く終わった班には別の課題を用意する」「補助資料を充実させ、理解度に応じた家庭学習アドバイスを与える」等、授業のいたるところにDSTPの視点が取り入れられていました。
                          校長 武田幸雄