7月9日(金)本日の授業風景(3)
- 公開日
- 2021/07/09
- 更新日
- 2021/07/09
校長日記
8年4組・社会(歴史)の授業の様子です。
『諸藩の改革と幕府の衰退』の学習です。天保の飢饉(ききん)による米不足と値段の高騰により、各地で一揆や打ちこわしが続発しました。そうした中、幕領の大阪で発生したのが「大塩平八郎の乱」です。
大塩平八郎は幕府の元役人だったため、その反乱に幕府は強い衝撃を受けたと教科書にありました。一方、人々が苦しむ姿を見かねて立ち上がった平八郎は、民衆から見ればヒーローだったのかもしれません。
乱は一日で鎮圧されましたが、幕府の追っ手を逃れ大陸(中国)に船で渡ったとする説が、民衆の間に流れたそうです。どこか、兄・頼朝と対立して奥州で討たれた源義経の生存説と似ていますね。
校長 武田幸雄