校長日記

6月18日(金)本日の授業風景(1)

公開日
2021/06/18
更新日
2021/06/18

校長日記

 9年1組・音楽の授業の様子です。

 音楽の歌唱活動では、我が国の自然や文化・言葉の美しさ等を味わえる歌曲を取り上げることになっています。全部で7曲あるそんな曲の中から本日は【♪ 春高楼の 花の宴…】で始まる『荒城の月』を取り上げていました。

 ただし、感染症対策のため歌唱はできないので、授業のめあてが「歌詞の意味や形式から曲想を感じ取る」とありました。【むかしの光 今いずこ】(昔の栄華は、今はどこにもない)【栄枯は移る 世の姿】(人の世は栄えたり衰えたりと、移ろいやすい)等、歌詞の意味を確認しています。

 8年生・国語の教科書『平家物語』に出てくる【諸行無常】【盛者必衰】同じく『漢詩の世界(春望)』に出てくる【国破れて山河あり】、9年生・国語の教科書『おくのほそ道(平泉)』に出てくる【三代の栄耀一睡のうちにして】等の表現と結びつけられると、学習の幅が広がりますよ。

                          校長 武田幸雄