校長日記

10月22日(木)RS研究授業風景(3)

公開日
2020/10/22
更新日
2020/10/22

校長日記

 7年3組・社会(歴史)の研究授業の様子です。

 『鎌倉を中心とした武家政権』の学習で『執権政治の展開』を取り上げていました。教科書には「源氏と北条氏の系図」や「承久の乱前後の幕府の勢力図」などが資料として載っています。

 それらに加え、ワークシートに記載された「御成敗式目をつくった北条泰時の手紙」や「当時の主な出来事の年表」などの資料も参照しながら、御成敗式目がつくられた理由を読み解く活動に取り組みました。

 さらに発展的な取り組みとして、鎌倉時代の武士と貴族の関係について、その根拠となる資料を示しながら説明する活動も行いました。いずれも自力解決(個人で考える活動)集団解決(他者と意見交換する活動)が取り入れられていたので、RSだけでなくSSの育成にも役立っていました。

 本日の研究授業もそうでしたが、本校では各教科の授業のめあてやまとめ、その他ポイントとなることを「共書き」で行っています。「共書き」とは、先生が読み上げながら黒板に書いた内容を、同じペースでノートに書き取る取り組みです。

 この取り組みは、文節の区切りや意味のまとまり、重要なポイント等を押さえることに役立ち、結果としてRS育成につながることが期待できます。

                          校長 武田幸雄