校長日記

10月1日(火)『都民の日』

公開日
2024/10/01
更新日
2024/10/01

校長日記

 本日は『都民の日』です。都立・都営の施設が無料開放されたり記念行事が行われたりするため、学校も休業日にしています。では、この『都民の日』とは、いったいどんな日なのでしょうか?

 私たちの暮らす東京都には、『都民の日条例』という条例があります。 1952年(昭和27)に定められた条例で、その第1条に『都民の日』の趣旨ともいうべきものが下記のように記されています。

【都民がこぞって1日の慰楽をともにすることにより、その自治意識を高揚し、東京都の発展と都民の福祉増進を図るために、都民の日を設ける】

 これを簡単に言うと、次のようになります。

【『都民の日』をきっかけに、みんなでイベントに参加するなど楽しみを共にし、同じ都民としての仲間意識を高めましょう。 そして、みんなの力で、より暮らしやすい東京都を築いていきましょう】

 では、なぜその日が10月1日なのでしょう?

 それは、1898年(明治31)東京が自治権を持つ「東京市」となった、つまり、それまで地方自治体として認められていなかった東京に自治権の与えられた日が、今日 10月1日だったからなのです。

                          校長 武田幸雄