校長日記

1月29日(月)本日の授業風景(2)

公開日
2024/01/29
更新日
2024/01/29

校長日記

 7年2組・道徳の時間の様子です。

 【よりよく生きる喜び】をテーマに、教科書の読み物『挫折から希望へ』を使用しています。12歳でデビューし「天才少女」と呼ばれたバイオリニストの千住真理子さんは、十代後半で大きな壁にぶつかります。

 自暴自棄になった千住さんは「死んでしまいたい」とさえ思います。しかし、父親の「ダイヤも磨き続けなければ光らない」という言葉や、ホスピス訪問で末期がんの患者さんから言われた「千住さんの演奏を聴いて、生きていて良かったと思った」という言葉に、また前を向くのでした。

 授業では、父親や患者さんが発した言葉の持つ意味や、その言葉を千住さんがどう受け止めたのかを考えました。そして、自分のもつ弱さを乗り越えるために大切なことについて、皆の考えを共有しました。

                          校長 武田幸雄