9月12日(火)本日の授業風景(3)
- 公開日
- 2023/09/12
- 更新日
- 2023/09/12
校長日記
9年3組・国語の授業の様子です。
古文『おくのほそ道』(松尾芭蕉)の学習です。芭蕉が門人・曽良とともに江戸をたち、奥羽・北陸地方を経て大垣(岐阜)に至る約150日間、2400kmに及ぶ道中を、俳諧を交えて綴った紀行文です。
本日は、立石寺の段の学習です。ここで芭蕉は、有名な句の1つ【閑かさや岩にしみいる蝉の声】を詠んでいます。その学習が終わったタイミングで、取材中の私が乱入しました。「さて、ここで鳴いているセミは、何ゼミでしょう?」 皆さん、そんなことを考えもしなかったようです。
アブラゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミ…。Chromebookで検索して様々なセミの鳴き声を聞き、この句のイメージに合いそうなセミを考えました。一方で、立石寺の場所や樹木等の環境、芭蕉が訪れた日や時間帯などを調べてみると、ある程度特定できると思いますよ。
校長 武田幸雄