８年２組・社会の授業の様子です。

　『導入プレゼンテーション』の発表会を行っていました。さて、「導入」とは何でしょう？　実は、教員の業界用語のようなものですが、私たちは１コマの授業構成を、導入（本題の前振り）→展開（授業中心部）→終末（まとめ）と大きく３つの場面にとらえて計画します。その導入部（ここでは約８分）の授業を行うという取り組みです。

　授業の内容は、既習事項であれば地理的分野でも歴史的分野でもかまいません。導入では、生徒の興味・関心を高めてその後の展開につなぐ役割があります。そのため、班でよく相談して工夫した内容になっています。

　例えば、北欧フィンランドの導入をプレゼンしていた班は、クイズアプリのカフートを使用して引き付けていました。先生のお話では、復習も兼ねたこの取り組みを通して思考・判断・表現力の評価をしたいとのことでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　武田幸雄