４年生の体育ではハードル走に取り組んでいます。
　まずは普通に走る中でミニハードルがあるとどのような走りになるかを実感し、そこからよりよく走るにはどのように走り、ハードルを越えたらよいかを単元のめあてにしていきました。
　この単元の学習を始めたときには、ハードルを越えるだけでも楽しく走っていましたが、スピード×リズム（調子よく走りこす）ということをキーワードにすると、自分の走り方をビデオに撮って確認したり、友達と話し合ったりしながら、自分のなかでの「調子よく」走ることや、スピードを落とさないようにするにはどうしたらよいかなど、課題をもって学習に取り組んでいきました。
　友だちと話し合いながらハードルを跳びこえる踏み切る位置を変えてみたり、ハードルの間隔を変えてみたり、跳び越した後の走るリズムが崩れないように拍手や声掛けで合図を送りあったりと、課題解決のための様々な工夫と対話がありました。また、この時は教員研修の研究授業でもあり約70人の区内小学校教員が参観していましたが、子どもたちは、よく集中して学習に取り組んでいました。