6年3組 クロムブックで授業
- 公開日
- 2021/04/15
- 更新日
- 2021/04/15
校長通信
今年度、クロムブックの接続状況を調べることもあり、6年3組にモニターも兼ねて授業してもらいました。
クロムブックを使って「グーグルクラスルーム」を設定し、6年3組の教室をインターネット上に開きました。
子どもたちはその教室に置いてある文書を開き、自分自身の紹介記事を書きます。
できあがった作品を相互鑑賞し、コメントを出し合うという授業です。
今回のポイントは
1.自分で書いた紹介記事をリアルタイムで他の児童に見せることができる。
つまり、「まとめ」と「発表」が同時進行すると言うことです。
紙とサインペンで記事を書いていては、このようなことはできません。
しかしデジタルな教室だと、自分の机から、自分の作業の合間を縫って、いつでも、離れた席の友達の作品を見たり、コメントを書いたりできます。
まとめと発表が同時進行すると、作品の深まりが違います。
すなわち「協働学習」が成立するのです。
2.自分の書いた情報が勝手に書き換えられたり、真似されたりすることの危険性
いわゆる情報モラルの学習です。
子どもはSNSなどに、個人情報を書いてしまったり、他人を中傷することを書いたりしやすいです。
それは、「書いたものが他の人に見られている」という実感がないからです。
しかし、教室で友達の作品を見たり、コメントをやり取りしたりする活動を通して、確かに自分の書いたものは、世界中の人が見ることができるし、悪意のあるメッセージをもらった人は傷付くのだと、リアルな世界で実感できます。
このような学習を、これからは試行錯誤しながら続けていきます。
これが「GIGAスクール構想」の大きな柱です。