校長の悩み(2)まとめ
- 公開日
- 2020/12/01
- 更新日
- 2020/12/01
校長通信
今日の「校長通信」は、これで最後にします。
ご覧の通り、様々な授業で子どもたちの意欲を引き出そうと、先生方も試行錯誤しています。
それでもなお、私の悩みは尽きません。
学校が学習の場所として、独占的な地位を占めてきた時代は、とうの昔に終わりました。
学習塾は、かつて「公教育の敵」とまで言われましたが、すでに一定の地位と役割を担っています。
さらにタブレットなどを使った通信教育も学力向上に役立っています。
高校では通信制の学校が話題を集め、それは芸能人が通っていると言うだけでなく、自分のペースで自分自身のカリキュラムに特化して学べることが、最大のセールスポイントになっています。
小学校も中学校も、特に公教育機関は変わらねばなりません。
私立学校は、進化のスピードをますます上げています。
そうしないと、経営が成り立たないからです。
私たち公立学校は、うかうかしていられません。
「学校という入れ物に毎日通って勉強したい」という気持ちを、全ての子どもたちが抱くよう、今後も悩み続けます。