4月24日(水)本日の授業風景(4)
7年3組・理科の授業の様子です。
中学校理科で最初に学習する単元『身近な生物の観察』です。本日は、ルーペを正しく使用して、身近な植物(葉や花など)の観察とスケッチに取り組んでいました。植物は、ほとんど雨のやんだ中庭で採取しました。 それを教室に持ち帰り、ルーペで観察しながらスケッチします。ルーペの使い方はすでに学習しています。今回のように「動かせる対象物」を観察する際は、ルーペではなく対象物を前後に動かすのでしたね。 理科のスケッチと美術のデッサンの違いは、昨日の記事で紹介しました。実はこの授業で気づきましたが、それに加えてもう1つ大事な違いがあります。理科のスケッチは観察が目的ですから「スケッチした日や場所」「対象物の名称や特徴・気づいたこと」等も記入しておくのでした。 校長 武田幸雄 4月24日(水)本日の授業風景(3)
9年5組・社会(公民)の授業の様子です。
中学校の社会は、教科書が3冊あることからもわかるように、地理的分野・歴史的分野・公民的分野に分かれます。そのうち地理と歴史は中1〜2を通じて並行する形で学習し、中3では歴史と公民を学習します。 本日は、公民の最初の授業でした。まず取り上げるのは『現代社会の特色』です。というと真っ先に出てくるキーワードが【少子高齢化】です。元気な働き手の減少、社会の活力の弱体化、高齢者を支える医療・介護・年金等に対する負担増など、少子高齢化社会の課題が挙げられました。 間もなく「高齢者」の仲間入りをする私も、深く考えさせられる学習でした。しかし、教科書や先生の用意された資料をもとに「少子化対策」を協議する皆さんの様子を見て、未来に光が差したように感じました。 校長 武田幸雄 4月24日(水)本日の授業風景(2)
8年5組・社会(地理)の授業の様子です。
電子黒板に「富士山が噴火した際の被害想定」が映されていました。日本一の山ですから、その被害は甚大なものです。しかし、その後に映し出された「阿蘇山が最大規模で噴火した際の被害想定」は、それを上回っていました。7年生理科の最後に学習した「火山活動」の復習でしょうか。 しかし、紛れもなくこの時間は「社会」です。実は『日本の諸地域』の学習で最初の単元『九州地方』には入ったところだったのです。授業のめあての中にも【『火の国』と呼ばれる理由をとらえる】とありました。 先生がClassroomに貼り付けてくださった問題をダウンロードし、まずは地図帳を参照しながら九州地方の自然環境について記入しています。言われなくても自然に教え合いができている様子に感心しました。 校長 武田幸雄 4月24日(水)本日の授業風景(1)授業前半は、某TV番組で流行ったゲームに取り組みました(写真・上)。先生のお話では「息がピッタリ合った時の楽しさを感じられるゲームを通し、中学校という新しい環境で出身小学校や男女に関係なくコミュニケーションを取れるようにすることが目的です」とのことでした。 その目的に納得できたのは、次に取り組んだのが皆の意思統一を必要とする『集団行動』だったからです。実技の授業で取り組むさまざまな種目では、いすれも能率的で安全な集団行動をとらなければなりません。 そのために、集合・整頓・列の増減・方向転換などの仕方を身につけておく必要があります。最初のゲームで心も体もほぐれていたせいか、散らばった場所から集合整列する動きも息が合っていました(同・中・下)。 校長 武田幸雄 4月23日(火)本日の授業風景(3)
7年5組・美術の授業の様子です。
授業のめあてが【葉をよく観察し、色鉛筆で表現できる】とありました。自分で拾ってきた(採取してきた)植物の葉を描きます。というと、7年生は理科の授業でも同じような活動に取り組んでいます。 ただし、理科の実技で必要とされる基礎技能は「スケッチ」です。理科の教科書ではそのスケッチについて【細い線・小さい点ではっきりかく】【塗りつぶしたり重ねがきしたりしない】と解説しています。 似ている部分もありますが、それに対して美術の授業で取り組むのは「デッサン」です。よく黒鉛筆や木炭などの単色で行いますが、今回は色鉛筆を使います。そして、ハッチングや重ね塗り、鉛筆を寝かせて書くといった技法を用います。理科で描いた葉と比べるのも面白そうですね。 校長 武田幸雄 4月23日(火)本日の授業風景(2)
9年2組・保健体育の授業の様子です。
『短距離走』に取り組んでいます。【スタート→加速疾走→中間疾走→フィニッシュ】と、4つの局面に分類してそれぞれの練習に取り組んできました。それを受け本日は、今年度最初の100m走の計測です。 100m走では、ほぼ校庭の対角線上を走るようになります。2人1組で走り、フィニッシュ地点で待つ先生にタイムを計っていただきました。各ペア1回ずつの計測でしたが、本日の男子最高タイムは13秒09でした。 例年、授業を重ねていくとますます記録が上がっていくそうです。そして、先生もおっしゃっていましたが、中間疾走でどれだけトップスピードを維持できるかが記録向上のポイントです。ただ「技能」だけに頼るのではなく、授業で学んだ理論を基に「思考・判断」することも大事ですよ。 校長 武田幸雄 4月23日(火)本日の授業風景(1)
8年3組・国語の授業の様子です。
小説『セミロングホームルーム』(戸森しるこ)の学習です。朝学活などの短い学活を「ショートホームルーム」と呼ぶのに対し、時間割に1時間位置づけて行う「学活の時間」を「ロングホームルーム」と呼びます。 教材名は「セミロング」なので、semi(やや・半分)つまり、30分程度の「学活の時間」のことなのでしょうか? それとも「蝉」…? いずれにせよ、ある中学校の学活の時間を題材にしている小説です。主人公の【私】と、個性的なクラスメイトや担任の先生が登場します。 本日は、それら登場人物の人物像を、行動描写から考えていました。小説の読み解きでは当たり前の学習ですが、人の行動や表情、しぐさなどから内面を推し量ることは、現実世界でも必要な場合がありますね。 校長 武田幸雄 4月22日(月)本日の授業風景(3)
9年3組・道徳の時間の様子です。
【よりよく生きる喜び】をテーマに、教科書より『風に立つライオン』という読み物を使った授業です。読み物といっても、シンガーソングライター・さだまさしさんの同名曲の歌詞がメインで、さださんのメッセージと、歌詞のモデルになった医師が行った医療活動が紹介されています。 その医師は、恋人を日本に残して内戦中のアフリカ・ケニアに渡り、国際医療機関に従事します。『風に立つライオン』の歌詞は、ケニアに残る決意をした医師が恋人に書いた手紙の形態で書かれています。 授業では、その歌詞の一節「僕は現在(いま)を生きることに思い上がりたくない」の意味も考えました。人の役に立つために、あえて厳しい生き方を選ぶ決意ともとれるこの歌詞は、私も考えさせられました。 校長 武田幸雄 4月22日(月)本日の授業風景(2)
8年4組・道徳の時間の様子です。
【向上心・個性の伸長】をテーマにした授業です。教科書の「『自分』ってなんだろう」という読み物を使用しています。4コマ漫画やエッセイを通して「本当の自分と、ウソの自分」「ありのままの自分と、見てもらいたい自分」について考えさせる読み物でした。 授業では「言葉のプレゼント」として、班の仲間の良いところを付箋に書きました。そして、それを相手に伝えるとともに台紙に貼り、文字どおりの「プレゼント」として渡しました。 エッセイの中に「大切なのは宝石に見せかけることではなくて、宝石になる努力を惜しまないこと」という一節がありました。それを受け「自分が宝石になるために大切にしたいこと」を考え、ノートにまとめました。 校長 武田幸雄 4月22日(月)本日の授業風景(1)
7年2組・道徳の時間の様子です。
【よりよい学校生活・集団生活の充実】をテーマにした授業です。学校(特にクラス)を皆が快適に過ごせる場にするためには、自分の意見を述べるだけでなく他者の意見を聞き理解することが大切です。 そこで本日は『話の聞き方』を取り上げていました。授業の冒頭、簡単なシナリオに沿って代表者に演技をしてもらいました。Aさんが相談をもちかけても、Bさんは上の空といった感じで聞き流す場面の演技です。 そんな演技も含め、ワークシートに書かれた「不適切な話の聞き方」の例について、自分がそうされたらどんな気持ちになるかを考えました。そして、今度は「正しい話の聞き方」について班で話し合い共有しました。ぜひ共有できたことを、学活の時間や各教科の授業に役立ててください。 校長 武田幸雄 4月22日(月)全校朝礼(Meet)校長講話
春休み中に行われていた選抜高校野球大会(春の甲子園大会)は、群馬県代表の高崎健康福祉大学高崎高校(健大高崎)が優勝して幕を下ろしました。学校としてはもちろん、群馬県勢としても初の春の大会優勝だったそうです。
では、少し範囲を広げて関東地方に初めて春の大会優勝旗をもたらしたのは、いつ、どの高校だったのでしょうか。それは、今から67年前の1957年(昭和32)、東京都代表の早稲田実業高校です。 そして、その時にエースピッチャーとして活躍したのが、後に打者として世界記録868本のホームランを打つことになる「世界の王」こと王貞治さん(当時は読売ジャイアンツ・現ソフトバンクホークス会長)です。 ※ 続きは、下の『おりたたみ記事』をクリックしてください。 4月21日(日)今週の予定(4/22〜26)
※ 写真は、先週の授業風景です。
4月22日(月)【通常授業】全校朝礼 23日(火)【通常授業】尿検1次 個人写真撮影 24日(水)【通常授業】 ( 部活動再登校 ) 25日(木)【通常授業】 26日(金)【通常授業】 ( 6hカット・部活動再登校 ) ★ ★ ★ ★ ★ ※26日(金)は、先生方の研修会があるため5時間授業です。 校長 武田幸雄 4月20日(土)本日の土曜授業風景【写真・上】7年5組・英語(少人数)の授業の様子です。 授業の冒頭、英単語 BINGO(ビンゴ)に取り組んでいました。あるテーマで並べた40の英単語から25語を選んで5×5の25マスに書きます。あとは先生の読み上げた単語を消す通常のルールでBINGOをつくります。 【写真・中】8年1組・社会(歴史)の授業の様子です。 「室町幕府と鎌倉幕府の共通点と相違点」の学習です。まずキーワードとして【南北朝】【守護大名】等の歴史用語を調べ、それらインプットした知識を結びつけ、適切な表現でアウトプット(表現)していました。 【写真・下】9年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。 『公式を利用する因数分解』の学習です。公式は全部で4種ありますが、本日は第1公式を使って徹底的に演習に取り組んでいました。こうした積み重ねで、公式もしっかり定着することでしょう。 校長 武田幸雄 4月19日(金)保護者会・校長挨拶とお詫び
本日は、年度当初の保護者会が開かれました。
8・9学年は、保護者の皆様の利便性向上に資するため、昨年度と同様に対面参加かオンライン参加かを選択できるようにいたしました。その結果、多くの皆様にご出席いただきましたことに感謝申し上げます。 一方で、機器の不具合により一部クラスのオンライン配信で音声が入らないというトラブルもありました。すぐICT支援員が対応いたしましたが、復旧に至らず大変ご迷惑をおかけしました。 オンライン参加の皆様と欠席された皆様には、全ての資料をお子さんが持ち帰りますのでご確認ください。本日の説明等は全てそれらをもとに行っておりますので、ご質問等ありましたらご連絡ください。 なお、校長挨拶のみ、下の『おりたたみ記事』に掲載いたします。本日は、大変ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。 校長 武田幸雄 4月19日(金)本日の授業風景(3)
7年3組・社会(地理)の授業の様子です。
『世界の地域構成』の学習です。本日は、地球を俯瞰する視点で世界を捉えていました。まず地図帳を参考に、白地図にかかれたユーラシア大陸やアフリカ大陸などの六大陸と、三大洋の名称を書き入れました。 三大洋とは太平洋・大西洋・インド洋のことですが、ここで大切なMT(ミーニング・タイム)がありました。同じ「たい」と読む漢字でも、太平洋は「平和で穏やかな海」という意味なので【太】を、大西洋は「ヨーロッパの西の大きな海」という意味なので【大】を使うとのことでした。 授業の最後に「古代哲学者が、地球は丸いと考えた根拠」について班で話し合いました。地理と直接関わる問いではありませんが、友達との活発なグループ学習を通して、地理への興味関心が高まったようです。 校長 武田幸雄 4月19日(金)本日の授業風景(2)
9年1組・社会の授業の様子です。
前の記事(8年生・数学)と同様、社会も日常的に単元テストを行っています。しかし、本日はいつもと違うように感じられたのでよく見ると「単元テスト」ではなく「リメンバー・テスト」と書かれていました。 昨年の夏休み前、社会の家庭学習課題として『夏季休業問題集(あの頃を思い出せ!)』という冊子が配られました。ただし、これも前の記事でお伝えしたように、本校には原則として夏休みの宿題はありません。 『夏季休業問題集』とは、夏休み前までに学習した地理分野や歴史分野の中から、自分の課題に応じて取り組める問題集で、「リメンバー・テスト」はその中から出題されていました。このように本校では「やらねばならない宿題」ではなく「やれば得する家庭学習課題」を与えています。 校長 武田幸雄 4月19日(金)本日の授業風景(1)
8年1組・数学の授業の様子です。
昨年度より本校では、1学期の中間考査を廃止したため、年間の定期考査の回数がそれまでの5回から4回へと減りました。そんなことも1つのきっかけとなり、昨年度より5教科(国・社・数・理・英)の授業では、意識的に単元テストや小テストの回数を増やしています。 この時間は、7年生数学の最後に学習した『データの分析と活用』の単元テストに取り組んでいました。原則として本校では長期休業中の宿題を出さないので、春休み前に学習のアドバイスとして予告されていました。 時間は、通常の定期考査(50分間)と違い35分間です。先生にお話を伺ったところ、35分間分の問題であれば量的にも生徒の負担感がなく、解説に充てる時間も確保できるのだそうです。 校長 武田幸雄 4月18日(木)本日の授業風景(3)
8年3・4組 英語(少人数)の授業の様子です。
Unit-0の学習です。単元番号0(ゼロ)は、前学年の復習単元という意味です。7年生の最後に学習した「…がある(いる)」を表す There is(are)… という言い回しの復習にアクティビティーで取り組んでいました。 ワークシートの表に書かれた6つの町には、temples(お寺)mountains(山)などがあれば【○】なければ【×】が記してあります。それらの中から1つ自分の町を選び、Are there any mountains in your town ?(あなたの町に山はありますか)等の質問をして、相手の町を当てます。 勝ち負けが目的ではないので、英語の質問と応答さえできれば比較的簡単に当てることができます。そのため「7人と対戦して、全敗でした」という人もいましたが、楽しみながらしっかり復習もできていたようです。 校長 武田幸雄 4月18日(木)本日の授業風景(2)
7年1組・音楽の授業の様子です。
授業の前半で、音楽の授業のガイダンスが行われました。その際、先生が【聞く】と【聴く】の違いを質問されました。前の記事にもあるとおり、本校ではRS(教科書を読み解く力)の育成に力を入れています。 そのRSを向上させるには、語彙力(言葉の知識とそれを使う能力)も不可欠です。そこで本校では、全教科の授業でMT(ミーニング・タイム)という言語活動も取り入れています。学習内容と関連する言葉の意味や用法、対義語や類義語等を、短時間で確認するという活動です。 前述の先生の質問に対し、○○さんが文字を分解して「【聴く】は耳と目と心できく」と答え、皆が感心していました。よく私もたとえとして用いる説明ですが、短時間とはいえ中身の濃いMTになりましたね。 校長 武田幸雄 4月18日(木)本日の授業風景(1)この調査は、文部科学省が全国的な生徒(中3対象)の学力や学習の状況を把握・分析し、その結果を国の教育施策や各学校の授業改善に役立てることが目的です。今年は、国語・数学の調査を実施しました。 国語では通常の文章題の他、あるテーマに関するグループ討議のやりとりや資料を読み取る問題、行書で書かれた毛筆の特徴を読み取る問題等も出題されていました。本校が育成に力を入れているRS(リーディング・スキル=教科書を読み解く力)の必要性を感じる問題ばかりでした。 調査といえども授業なので「めあて」があります。黒板には【これまで学習したことを時間内で発揮する】という学年目標とは別に、本校で重視している【無解答欄ゼロ】というめあてもが貼り出されていました。 校長 武田幸雄 |
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