4月20日(水)本日の授業風景(2)昨年度より、中学校でも保健体育の授業は男女共習となりました。つい1ヶ月前まで小学生だった7年生にとって、男女一緒に運動やスポーツに取り組むことに、違和感はないと思います。 それに加えて本校では、種目によっては複数の学年が一緒に授業を行う異学年共習も導入しています。それにより例えば、下級生は上級生に技術指導や補助をしてもらったり、逆に上級生は「教える」という行為を通して、自らのスキルアップを図ったりできるメリットがあります。 この授業でも7年生は、8年生との異学年共習で『50m走』に取り組んでいました。慣れないクラウチング・スタートの練習で8年生(写真・上・右側)に補助してもらってから、タイム計測を行いました(同・中・下)。 校長 武田幸雄 4月20日(水)本日の授業風景(1)
9年2組・音楽の授業の様子です。
合唱曲『大地讃頌』を練習していました。この曲は、文化祭(合唱コンクール)の学年課題曲となります。本日の授業のめあては【自分に合うパートを考えることができる】とありました。 ご存じかと思いますが、この曲は混声4部合唱です。そのため男声パートはテノールとバスを、女声パートはアルトとソプラノの両方を、とりあえず全員が歌ってみました。その練習を通して自分に合ったパートを決めます。 先生の助言では、男声パートが高音を出すには、目を見開くように歌うのがコツとのことでした。逆に女声パートで低音に苦労する場合は、のどと下顎の部分を引き締めるような感じで歌うと良いようです。それとなく両方を同時にやっている私を見た○○さんが、思わず吹き出していました。 校長 武田幸雄 4月19日(火)本日の授業風景(3)
7年4組・社会(地理)の授業の様子です。
『世界の地域構成』の学習です。これまでにユーラシア大陸やアフリカ大陸などの六大陸、太平洋や大西洋などの三大洋を確認し、今回はヨーロッパ州、アジア州など6つの州による地域区分を学習しました。 さらに本日は、地図帳の資料を参照しながら、国土面積の大きな国トップ5と、最も小さな国も調べました。その結果、最大面積を誇るのはロシア連邦で、1710万平方kmもあると聞き、改めて地図帳を眺めてみました。 すると、意外なことに気づき、ハッとしました。実はロシアは日本の隣国で、そのロシアが侵攻したウクライナは、さらにその隣にあるのです。隣国と、その隣の国の戦争。そう考えると、現在東欧で起きている戦争は、けっして遠い世界の話ではないことに気づき、一瞬心がざわつきました。 校長 武田幸雄 4月19日(火)本日の授業風景(2)
8年4組・美術の授業の様子です。
授業のめあてが【さまざまな絵画技法を知る】と書かれていました。「筆と絵の具を使って絵を描く」という点は同じでも、さまざまな技法を用いることで表現の幅が広がります。その基礎技能の学習です。 まずワークシートを使い「にじみ」「ぼかし」等の技能の種類と効果を確認しました。そして、実際に「マスキング」という技能を試してみました。下地を残したい部分にマスキング用のテープを貼り、上から絵の具を垂らしたり塗ったりする技法です。輪郭を明確に塗り残したい時に有効です。 次の授業では、さらに本格的な「ドリッピング」等の技能習得も目指します。筆に多めの水で溶いた絵の具をふくませて、垂らす技法です。水(絵の具)がはねることも踏まえて、ジャージも忘れてはいけませんね。 校長 武田幸雄 4月19日(火)本日の授業風景(1)
9年生が取り組んだ「全国学力・学習状況調査」の様子です。
今年は、国語・数学・理科の調査を行いました。調査の目的は、文部科学省が全国的な児童・生徒の学力や学習の状況を把握・分析し、その結果を国の教育施策や各学校の授業改善に役立てることにあります。 私も3教科の問題をチェックしましたが、いずれも「必要不可欠な知識・技能」を問う問題と「知識・技能を実生活に役立てる力」「課題解決のための構想を立て、実践・評価・改善する力」を問う問題とがありました。 なお、後日受ける【質問紙調査】では、自分の家庭学習習慣や生活習慣、授業に対する考え方などについて答えます。テストではなくあくまで調査ですが、その結果は自己分析に役立てることができます。生徒の皆さんも調査を受けて終わりではなく、生活習慣・学習習慣の改善に役立てましょう。 校長 武田幸雄 4月18日(月)本日の授業風景(3)
8年3組・道徳の時間の様子です。
授業のめあてが【道徳って、どう解く?】とありました。まるで駄洒落のようですね。まずグループワークで「『さんずい』の漢字をなるべく多く挙げる」という指示が出ました。班対抗なので、皆で知っている漢字を挙げたり、手元にある道徳の教科書から探したりしています(写真・上)。 1回戦が終わったところで先生が「誰もChromebookや辞書を使ってはいけないなどと、条件を出していませんよ」と種明かし。当然その後の2回戦では、それらのツールを利用して調べる姿が見られました(同・下)。 先生としては「こうでなければならない」という先入観や思い込みをもたずに、道徳の授業に臨んでほしいという思いがあったようです。「真実と事実の違い」にも触れられ、朝礼の私の話もフォローしていただけました。 校長 武田幸雄 4月18日(月)本日の授業風景(2)
9年1組・道徳の時間の様子です。
時間差はあったものの、どの教室からもシンガーソングライター・さだまさしさんの『風に立つライオン』が聞こえていました。電子黒板で、さださんのライブ映像を流したり、同名の映画の一場面を流したりしています。 教科書では、歌詞そのものが学習材として掲載されています。後にさださん自身が著した同名の小説は、映画化もされました。内戦中のアフリカ・ケニアで国際医療機関に従事した実在の医師の姿を描いています。 授業のテーマは『よりよく生きる喜び』です。偶然、先日私は「国境なき医師団」の1人としてウクライナに向かう日本人医師のTVニュースを見ました。奥さんと生後間もないお子さんを残し、志(こころざし)をもって現地に向かうその姿に、私の脳裏には『風に立つライオン』が流れました。 校長 武田幸雄 4月18日(月)本日の授業風景(1)
7年3組・道徳の時間の様子です。
3年前から道徳は「特別の教科」となりました。「特別」とあるように、他の教科と違い点数化する(評定を数字で出す)ことはありませんが、教科外活動から教科になったことは、道徳が重視されていることの表れです。 本日は、道徳の内容項目【よりよい学校生活・集団生活の充実】をテーマに、学級目標を決めていました。まず一人ひとりが「良いクラスとは?」「どんなクラスにしたいか?」について考え、それを発表しました。それらをまとめ、次の授業で班ごとに話し合ってまとめるのだそうです。 本校の教育目標は3年前、先生方や生徒、保護者・地域の皆様に広くアンケートをとって改定しました。そのように多くの人の考えを取り入れたからこそ、共通意識が芽生えます。ぜひ、素敵な学級目標をつくってください。 校長 武田幸雄 4月18日(月)全校朝礼(Meet)校長講話
今年度最初の全校朝礼です。あらかじめ説明しておくと、コロナ禍になって以来、本校では朝礼をこうしてリモートで行っています。そして、皆さんには講話の内容を掲載した校長通信も、手元に置いてもらっています。
理由は、本校で推進するRS(リーディング・スキル=読み解く力)の育成のためです。私は講話の原稿作成にあたり、意識的に少し難しい語句や言い回しを用いたり、指示語の内容を考えさせたりするようにしています。 プロの文筆家ではないので不十分ですが、皆さんもそんな視点で通信1面を読み返したり、少し難しいと思った語句の意味や用法を調べたりしてみてください。 では、改めて目は校長通信を追いながら、耳と心は私に向けてください。 ※ 続きは、下の『おりたたみ記事』をクリックしてください。 4月17日(日)今週の予定(4/18〜22)
※ 写真は、先週の授業風景です。
4月18日(月)【通常授業】全校朝礼 専門委 19日(火)【通常授業】全国学力・学習状況調査 20日(水)【通常授業】( 部活動再登校 ) 21日(木)【通常授業】 22日(金)【通常授業】( 5h授業・部活動再登校 ) ★ ★ ★ ★ ★ ※19日(火)の全国学力・学習状況調査(文部科学省)は、9年生のみが1〜4時間目で行います。 校長 武田幸雄 4月16日(土)本日の土曜授業風景【写真・上】9年2組・英語の授業の様子です。 英語による自己紹介を行っていました。1人ずつ前に出て、1分以内で自分の好きな食べ物や趣味などを述べます。「 My favorite subject is … 」(私の好きな教科は…)などスラスラと述べ、さすが9年生と感じました。 【写真・中】8年1組・社会の授業の様子です。 私と同姓の戦国武将の写真が電子黒板に映っていたので、お邪魔してしまいました。戦国武将の領国支配と、都道府県の特色を関連させて調べる学習です。歴史と地理の2分野に関連する「歴地(れきち)」分野だそうです。 【写真・下】7年5組・数学の授業の様子です。 『正負の数』の学習です。小学校では、大きい数から小さい数しかひけませんでした。しかし、ここではいきなり【−】(マイナス)という負の数が出てきて、小学校の算数から中学校の数学になったことを実感します。 校長 武田幸雄 4月15日(金)本日の授業風景(3)
8年1・2組 英語(少人数)の授業の様子です。
Unit-0『 My Spring Vacation(私の春休み)』の学習です。ユニット番号が0(ゼロ)とあることが示すように、前学年(7学年)で習得した英語の知識や技能等を使った表現活動に取り組む単元です。 それを反映して、授業のめあては【ジェスチャーをつけて音読することができる】とありました。ただ教科書を音読するだけなく、ジェスチャーをつけるとなると、確かに7年生の学習内容よりワンランクアップしています。 しかし、写真をご覧になればおわかりのように、皆さん夢中でしっかりとジェスチャーを交えています。ペアで読む際も、先生が何度も「 Keep social distancing 」(キープ・ソーシャル・ディスタンシング)と声をかけるほどでした。学習内容だけでなく、スキルもワンランクアップしています。 校長 武田幸雄 4月15日(金)本日の授業風景(2)
9年4組・技術家庭(家庭分野)の授業の様子です。
『幼児の生活と家族』の学習です。本日の授業のめあては【乳幼児の体の特徴について知る】とありました。1〜5歳頃までの乳幼児の体の大きさや特徴、運動機能、生理的特徴などを確認していました。 授業で学習したことを振り返りながら、最後に『乳幼児のこころクイズ』に取り組みました。乳幼児の思考や心理について書かれた文が、正しければ○、間違っていれば×をつけるクイズです。その中に【人見知りする赤ちゃんは、情緒の発達に問題がある】という問題文がありました。 その際には語彙力を高めるミーニング・タイムを示す「MT」マークが黒板に貼られ、【人見知り】【情緒】の意味調べを行いました(写真・下)。このように本校では、全教科の授業で読み解く力の育成を図っています。 校長 武田幸雄 4月15日(金)本日の授業風景(1)
7年2組・学活の時間の様子です(写真は、一部加工しています)。
この時間は、5クラスそれぞれに取り組んでいる内容が違っていました。基本的には『中学生になって』というタイトルで作文を書くのですが、それが終わったクラスでは、ちょっとしたレクリエーションを行っています。 例えば、このクラスでは『担任の先生の似顔絵』を描いていました。ただし、個別に作製しているわけではありません。班員の交流を目的に、写真のように班員の皆で協力して1枚の絵を描き上げるのです。 担任の先生は、モデルのようにじっとしているわけではありません。各班の進捗状況を見ながら、教室内を回られています。そのためか、目に焼き付けた印象をもとに描いている人が多いようでした。複数の手で描く1枚の似顔絵は、一瞬「福笑い?」と思えるようなユニークな作品もありました。 校長 武田幸雄 4月14日(木)本日の授業風景(3)
8年2組・理科の授業の様子です。
『カルメ焼きづくり』に取り組んでいます。と、聞くと「調理実習?」と思われるかもしれませんが、立派な理科の実験です。『化学変化と原子・分子』の学習で「炭酸水素ナトリウムを加熱したときの変化」の実験です。 炭酸水素ナトリウム(重曹)を熱すると、炭酸ナトリウムと二酸化炭素と水に分解されることを応用した実験です。煮詰めた砂糖液に重曹を加え、発生した二酸化炭素によって砂糖液を膨らませます。できあがったカルメ焼きを割ると、中が穴だらけなのはなぜなのでしょう? そうした化学変化の考察は、次の授業で行うそうです。本日の授業で目の当たりにした変化や甘い匂いを、しっかり記憶にとどめておきましょう。なお、実験は感染症対策や火傷防止に留意しつつ行っていました。 校長 武田幸雄 4月14日(木)本日の授業風景(2)
9年3組・保健体育の授業の様子です。
体育館で『集団行動』に取り組んでいます。この実技には、集合・整頓・列の増減・方向転換などの行動の仕方を身につけ、能率的で安全な集団としての行動がとれるようにするという目的があります。 一度ばらばらに散った状態から、号令係が指定した人を基準に集まります。そこから「気をつけ(やすめ)」「回れ右」「右向け右」などの指示に従い、きびきびと動いていました。さすがに9年生は、慣れたものです。 本校では人権尊重の立場から、先生方は生徒を呼ぶ際、呼び捨てはもちろん性別による「くん・さん」の区別もせずに「さん」付けで呼称を統一しています。それが生徒への良い波及効果をもたらしているのか、対象が男子でも「○○さん基準に、集まれ!」といった号令がかかっていました。 校長 武田幸雄 4月14日(木)本日の授業風景(1)
7年5組・英語の授業の様子です(写真は、一部加工しています)。
本校では、英語と数学の授業は少人数・習熟度別のシステムをとっています。すでに学びのエリアの小学校では、本校の先生方が作成した国語・算数・英語の「小学校まとめテスト」を卒業前に実施してもらっています。 そのため、個々の習熟度はある程度把握していますが、このあと基礎・標準のどちらのコースを希望するかの調査を行います。その希望も反映させながらグループ編成するので、習熟度別授業は連休明けからになります。 本日は、コースに関係なく共通する授業の持ち物やノートの取り方、家庭学習課題等の説明を受けていました。そして、先生が英語で行った自己紹介について、理解できた内容をメモにとりました。次の授業からは、自分が基本的な英文を使って自己紹介するそうです。 校長 武田幸雄 4月13日(水)本日の授業風景教室での「鑑賞」の授業で、ピカソを取り上げています。私のような素人は、ピカソというと極端な抽象画や超現実的な絵画が思い浮かびますが、「青の時代」や「バラ色の時代」と呼ばれる作風もあることを知りました。 【写真・中】8年4組・技術家庭(家庭分野)の授業の様子です。 『私たちの衣生活』の実習で「布製バッグづくり」に取り組みます。本日は布の色見本が教室で回され、本体と平ひも(持ち手)部の希望を決めていました。感染症の影響を受けず、無事に実習を進められるよう祈ります。 【写真・下】7年1組・社会の授業の様子です。 中学校の社会は、地理的分野・歴史的分野・公民的分野の3分野に分かれ、教科書も別々です。そういったことも含め、授業の持ち物や受け方、評価基準などについてガイダンスを受けていました。 校長 武田幸雄 4月12日(火)本日の授業風景(3)
8年生・美術の授業の様子です。
4クラス合同の授業です。テーマは『学校(校庭)のスケッチ』です。通常の授業で取り組むと、先生の管理が行き届かないところもあるので、他の先生方にも監督をお願いできる臨時時間割の中で設定したそうです。 まず全クラスが、教室で美術の先生からMeetによる説明を受けました。「学校のどこ(何)を、どう表現したいか」による構図やアングルの工夫について、校庭の写真とともに具体的なアドバイスをいただきました。 その後は、実際に校庭でスケッチです。先生のお話では「時間的な制約もあるので完成は求めない」とのことでした。その一方で、素早く2枚3枚と仕上げている人もいました。短時間でしたが、全クラスそろって取り組んだスケッチは、学年の良い交流の場にもなっているようでした。 校長 武田幸雄 4月12日(火)本日の授業風景(2)
7年4組・国語の授業の様子です(写真は、一部加工しています)。
授業前半は、教室で「国語の授業ガイダンス」でした。後半は図書室に移動し、図書室の利用の仕方や本の探し方、借り方などの説明を、他の曜日にお見えになる司書の方に代わって先生から説明していただきました。 「授業ガイダンス」では、授業の持ち物やノートの取り方等の他、「共書き」の説明も受けました。これは、先生が読み上げながら黒板に書いた学習の要点やまとめなどを、同じペースでノートに書き取る取り組みで、文節の句切りや意味のまとまり、重要ポイント等を押さえる練習になります。 早速、練習を兼ねていくつかの例文で共書きをしてみました。【私は、国語の授業が大好きです】 ゆっくり読む(書く)先生のペースに遅れないよう、また、漢字も適切に使って書き取っていました(写真・下)。 校長 武田幸雄 |
|