学びのエリア「めざす子ども像」

○問題意識をもち、創意工夫しながら自己解決に向けてすすんで取り組む子
・様々な事象から課題を見出し、見通しをもって主体的に課題解決に取り組む。
・身に付けた基礎的・基本的な知識・技能や経験を生かして考え、友達と学び合いながら、考えを深め、新たな考えを深めたり創り出したりする
・学んだことを生活に生かし、すすんで社会にかかわろうとする。
○人の気持ちを思いやり、きまりを守り仲良く協力し合う子
・自他のよさや違いを尊重し合い、相手の立場に立ってその気持ちを考え、誰に対しても思いやりをもち、自他を大切にする。
・きまりの大切さや意義を理解し、社会の一員としてすすんで守ろうとする。
○体を鍛えるとともに失敗をおそれずにチャレンジする子
・健康で安全な生活を実践し、心も体も健やかで、すすんで人とかかわったり、運動をしたりするなど、新たな目標や未知の物事にチャレンジしたりする。

学びのエリア「めざす子ども像」に迫るための基本方針

○「問題意識をもち、創意工夫しながら自己解決に向けてすすんで取り組む子」の実現に向けて
・義務教育9年間を見据え、当該学年に身に付ける学習内容や、各段階で育成する各教科等における学習の基盤となるスキル等(読み解く力を含む)を位置付けた単元一覧表を作成し、それに基づき計画的・意図的な指導を行う。
・学びのエリア研修会の充実、校内研究の相互交流、SDGsの視点を取り入れた授業改善について、エリア3校で推進し、学習指導の充実を図る。
○「人の気持ちを思いやり、きまりを守り仲良く協力し合う子」の実現に向けて
・エリア3校における学校生活等の約束について共通理解を図るとともに、大切にすべき重点を共有し、9年間を見通した生活指導を推進する。
・毎月の生活指導目標をエリア3校で共通して設定し、計画的・意図的・継続的な指導を通して、思いやりや規範意識、社会の一員としての意識を醸成する。また、「ふれあい月間」で中心とすべきテーマを決めて、エリア全体で取り組む(6月:あいさつ、11月:言葉遣い、2月:感謝)。あわせて、コミュニティスクール委員会とも連携し、地域を含めた取組を推進する。あわせて、学期はじめの2週間、エリア3校で挨拶運動を実施する。
・全教育活動を通して、エリア内、幼保小中の交流活動(ボランティア活動も含む)の充実を図り、地域の一員としての自覚や役割、すすんでかかわろうとする心情を醸成する。
○「体を鍛えるとともに失敗をおそれずにチャレンジする子」の実現に向けて
・小中9年間、各学年の段階に応じて、各教科・領域等との関連を図りながら、2020オリンピック・パラリンピック大会を活用し、「ボランティアマインド」「障害者理解」「スポーツ志向」「日本人としての自覚と誇り」「豊かな国際感覚」を育む。
・各校における体育的な取組やその結果等について共有し、児童・生徒への指導に生かす。

教育目標

学校の教育目標

人間尊重の精神を基に、自ら学ぶ意欲と豊かな個性を磨き、社会の変化にたくましく対応し、
これからの日本や国際社会に貢献でき  る人間として、次のような生徒の育成をめざす。

  • 自ら学び実行する人
  • 豊かな心と思いやりのある人
  • 心身共に健康な人

学校の教育目標を達成するための基本方針

落ち着いた環境の中で、人権尊重の精神を培い、学力の定着を図り、規律ある生活習慣を身に
 付けるために、下記のような教育実践に取り組み、教育目標に掲げた生徒の育成を目指していく。

  • 板橋区の方針を受け、「確かな学力の定着」、「豊かな人間性の育成」「教員の指導力の向上」「保幼小接続・小中一貫教育の推進」「コミュニティスクールの推進」に重点を置いた教育活動を重視し、展開していく。
  • 板橋区授業スタンダードにより、主体的・対話的で深い学びの授業を実践していく。
  • 特別の教科道徳や教育活動全般を通じて、自他共に生命を尊重し、人間尊重の精神を養っていく。
  • 将来の社会の形成者として育成するため、あらゆる教育活動を通して、挨拶、言葉遣い、マナーやルール、時間を大切にする習慣を身に付けさせていく。
  • 生徒会を中心とした各委員会活動の主体性を尊重・支援し、生徒に成就感・達成感を味わわせていく。
  • コミュニティー・スクール委員会や地域の人材、教育機関との連携を深め、様々なボランティア体験活動の充実を図っていく。
  • 校外の研修や校内研修会・OJTにより、ICT機器の活用やアクティブ・ラーニング等の新たな授業スキルの向上を図っていく。
  • 研究推進委員会を中心に、生徒のSDGsへの意識の定着をめざし、主体的・対話的で深い学びの授業スキルや授業形態の研究を深め、共有していく。
  • 小中一貫教育による読書活動や補習学習など共通の取り組みを強化し、指導方針や教育課程の体系化を図っていく。
  • 西台中学校いじめ防止基本方針に即し、いじめの未然防止、早期発見、早期対応に努めるとともに、保護者、地域住民並びに関係する機関及び団体との連携を図り、学校全体でいじめの問題に取り組んでいく。
  • 特別支援委員会を毎週行い、教育相談的配慮に基づく個別指導の充実を図っていく。
  • 外部講師を活用し、環境教育や食育について、「つながり、かかわり」を考えさせ、実践力を養う。

令和2年度最重点教育活動

ユネスコスクールの認定を取得するとともにSDGsを常に意識できるように教育を展開し、
 2030年アジェンダに向けて行動していく生徒の育成を図る。

   研究主題 「SDGsをめざしたアクティブラーニングによる教育の推進」
        − 地域の環境を振り返り、持続可能な社会を構築する力を育む −