学校日記

おいしい給食「スパゲティーあけぼのソース」

公開日
2025/10/31
更新日
2025/10/31

日々の様子

10月31日(金)ハッピーハロウィン給食

今日のメニューは、スパゲティーあけぼのソース、グリーンサラダ、スイートパンプキン、牛乳です。

スパゲティーあけぼのソースの特徴

色(あけぼの):一番の特徴は、その名前の通り「あけぼの」のような色をしていることです。

「あけぼの」とは、朝焼けのような橙がかった桃色のことを指します。

味・材料:

この色を出すために、主にケチャップと生クリーム(または牛乳)、そしてチーズなどが使われています。

風味付けや色合いの調整のために、ホワイトルウや少量のカレー粉が加えられることもあります。

これにより、マイルドでコクのある、ほんのり甘いクリーム系のソースになることが多いようです。


人気の献立:

生徒にも人気のスパゲッティの献立の一つとして、多くの学校で提供されています。

石田先生の「いち推し」給食メニューですね!


一般的なレシピ

具材:玉ねぎ、人参、ピーマン、鶏肉(またはベーコンやハム)など。

ベース:バターと小麦粉でホワイトルウを作るか、市販のホワイトソースを使う。

着色・味付け:

ホワイトソースにケチャップを加えて色をピンク~オレンジに近づけます。

生クリームや牛乳を加えて、まろやかなクリーム状にします。

チーズ(粉チーズや溶けるチーズ)でコクと風味を加えます。

隠し味や風味付けにカレー粉やコンソメなどを少量加えることがあります。

「あけぼの」の色合いと、ケチャップの甘みとクリームのまろやかさが、

子どもたちにとって食べやすく、親しみやすい味になっています。


スパゲティーあけぼのソース

レシピ材料(2人分)

スパゲッティ200g

【ソース】鶏ひき肉 (または豚ひき肉/ベーコン)50g

     玉ねぎ1/4個みじん切り

     にんじん1/4本みじん切り (色付けのためなくても可)

     マッシュルーム (またはしめじ)3個

     スライスバター (またはサラダ油)大さじ1

     薄力粉大さじ1/2

     牛乳200ml生クリーム (またはコーヒーフレッシュ)大さじ2

     コク出しケチャップ大さじ3〜4

     あけぼの色付けの要コンソメ (顆粒)小さじ1/2塩・こしょう少々

     粉チーズ大さじ1

作り方

具材を炒める:フライパンにバター(または油)を熱し、玉ねぎ、にんじんを入れ、しんなりするまで炒めます。

ひき肉(またはベーコン)を加え、色が変わるまで炒めます。きのこ類も加えて軽く炒めます。

ルウを作る:火を弱め、薄力粉を振り入れ、具材によく絡めます。

ソースを仕上げる:牛乳を少しずつ加え、ダマにならないようによく混ぜながら煮溶かします。

ケチャップ、生クリーム、コンソメを加え、全体を混ぜ合わせます。塩、こしょうで味を調え、

とろみがつくまで軽く煮詰めます。これが「あけぼのソース」です。

パスタと絡める:スパゲッティを表示通りに茹で、水気を切ります。

ソースの入ったフライパンに茹でたスパゲッティを入れ、手早く絡めます。

盛り付け:皿に盛り付け、お好みで粉チーズを振ったら完成です。

ポイント「あけぼの」の色: ケチャップの量で色合いが変わります。

淡いピンク色(あけぼの)にするには、

ホワイトソースをしっかり作り、ケチャップを少しずつ加えて調整してください。

具材のバリエーション: 給食では野菜がたくさん使われるため、コーンやグリンピース、

ピーマンなどを加えても美味しくできます。このレシピで、懐かしい給食の味をぜひご家庭で再現してみてください!


ハロウィン(Halloween)とは?

ハロウィンは、毎年10月31日に行われるお祭りです。

1. 起源と歴史

ハロウィンの起源は、およそ2000年以上前の古代ヨーロッパに住んでいたケルト民族の行事にさかのぼります。

サウィン祭(収穫祭)が起源古代ケルトでは、10月31日が1年の終わりとされていました。

この日には、夏の終わりと秋の収穫を祝うとともに、死者の魂がこの世に戻ってくると信じられていました

(日本でいうお盆に近い側面があります)。同時に、悪霊や魔女も一緒に現世にやってきて悪さをすると考えられていたため、

人々は火を焚いたり、恐ろしい仮面や衣装をまとったりして、悪霊を驚かせ、

自分を悪霊から隠して身を守ろうとしました。

これが、現在の仮装の起源とされています。

キリスト教との融合

キリスト教では11月1日が「諸聖人の日(All Hallows' Day、万聖節)」という祝日であり、

ハロウィンはその前夜(All Hallows' Evening)にあたります。

この「All Hallows' Eve」が短縮され、「Halloween」と呼ばれるようになりました。

アメリカでの発展19世紀にアイルランド系移民がアメリカにこの風習を持ち込み、

子どもたちのイベントを中心に発展し、世界中に広まっていきました。

2. 代表的な風習

ハロウィンを象徴する主な風習には、以下の3つがあります。

仮装(コスプレ)悪霊を驚かせて追い払うため、

または悪霊の仲間だと思わせて身を守るために、恐ろしい姿に変装したのが始まり。

ジャック・オー・ランタンカボチャ(もともとはカブ)をくり抜いて作るランタン。

悪霊を遠ざける魔除けの意味があります。

トリック・オア・トリート子どもたちが近所の家を訪ねて言う合言葉。

「お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ!」という意味で、

家側は「Happy Halloween!」と答えてお菓子を渡すのが習わしです。

3. 日本でのハロウィン定着の経緯:

1970年代頃から雑貨店などを通じて紹介され、2000年代以降、テーマパークや大都市圏でのイベント開催により、

一気にメジャーなイベントとなりました。

特徴:アメリカなどでは子ども主体の地域密着型が多いのに対し、日本では大人が仮装を楽しむ

コスプレイベントとしての側面が非常に強くなっています。

特に渋谷などの大規模な街中での仮装は、日本のハロウィンの代名詞の一つになっています。

※マナーや節度を守らないと・・・

ハロウィンは本来の「悪霊払い」という宗教的・伝統的な意味合いから、現代では秋の収穫を祝い、

家族や友人と楽しむイベントへと変化し、世界中で親しまれています。


今日は、あいにくの空模様ですが、日本のハロウィンは、どうなるのでしょう。

給食では、スイートポテトならぬ、ほかほかホクホクのスイートパンプキンを食べながら、

秋の収穫を祝いました。

給食室の、みなさんが、一生懸命にひとつひとつ丁寧に手作りで、スイートパンプキンを

作ってくれました。

しっかりと、感謝の気持ちを忘れずに、生活しましょう。


                     記事 風見 一統