学校日記

おいしい給食「変わりビビンバ」

公開日
2025/09/17
更新日
2025/09/17

日々の様子

9月17日(水)

中間考査も終わり、先週ぶりの給食の時間です。

待ちに待った!ですね。心が躍ります。

今日のメニューは、変わりビビンバ、玉米湯、梨、牛乳です。

「変わりビビンバ」とは、伝統的なビビンバのスタイルにとらわれず、食材や調理法に工夫を凝らした、アレンジビビンバのことです。

本来のビビンバは、ご飯の上にナムル(野菜の和え物)や肉、卵などを彩りよく盛り付け、

コチュジャンなどを加えて混ぜて食べる韓国料理ですが、「変わりビビンバ」では、

以下のような点が特徴として挙げられます。


食材のバリエーション:

定番の野菜や牛肉以外に、鶏肉、豚肉、シーフード、豆腐、きのこ類など、様々な食材が使われます。

キムチやチーズ、カレー粉などを加えることで、味に変化をつけます。


調理法の工夫:

野菜を炒めたり、電子レンジで加熱したりと、ナムル以外の調理法を取り入れることがあります。

ご飯と具材を混ぜて焼いたり、おにぎりにしたりと、提供方法にもアレンジが加えられることがあります。


他の料理との融合:

カレーやチーズ、イタリアンなど、異国の料理の要素を取り入れた「フュージョンビビンバ」も「変わりビビンバ」の一種と言えるでしょう。

例えば、「チーズカレービビンバ風」や「オートミールビビンバ」などが挙げられます。


要するに、「変わりビビンバ」は、「いつもと違うビビンバ」や「オリジナリティあふれるビビンバ」を指す言葉です。

手軽に作れるように工夫されたレシピや、冷蔵庫にあるものでアレンジできるものなど、様々なバリエーションが存在します。


1. メインの具材(肉・魚介・植物性)

ひき肉:合いびき肉、豚ひき肉、鶏ひき肉など。甘辛く味付けたそぼろにすると、ご飯とよく絡んで食べやすくなります。

鶏肉:照り焼きチキン、タンドリーチキンなど。和風やエスニック風など、味付けを変えることで印象が大きく変わります。

魚介:ツナ、サバ缶、サーモンフレーク、シーフードミックスなど。ヘルシーなビビンバを作りたい時におすすめです。

植物性:厚揚げ、高野豆腐、納豆、豆類、豆腐など。ベジタリアンやヴィーガン向けのビビンバにも応用できます。


2. 野菜・きのこ類

旬の野菜:季節ごとの野菜を使うと、彩りや風味を楽しめます。

夏:トマト、ナス、きゅうり、ゴーヤなど

秋:かぼちゃ、きのこ類(しめじ、舞茸、エリンギなど)

冬:白菜、カブ、レンコンなど


変わり種野菜:アボカド:クリーミーな食感が加わり、まろやかな味わいに。

レタス、サニーレタス:生のまま細切りにして混ぜると、シャキシャキとした食感が楽しめます。


3. アレンジのポイント

ご飯を変える:今回は茶飯です!

玄米や雑穀米:ヘルシーでプチプチとした食感が楽しめます。

オートミール:近年人気のオートミールビビンバは、ダイエット中にもおすすめです。


炒飯やカレーピラフ:味付きのご飯をベースにすることで、全く違う料理になります。

調味料で風味を変える:

 カレー粉:炒めたひき肉や野菜に加えると、スパイシーなビビンバになります。

 チーズ:熱々のご飯と具材に混ぜると、とろけてまろやかになります。

 パクチーやガラムマサラ:エスニックな風味をプラスしたい時に。


トッピングを変える:

 キムチ:定番ですが、入れると辛味と旨味が加わります。

 温泉卵:全体をまろやかにまとめ、濃厚なコクをプラスします。

 フライドオニオン:サクサクとした食感と香ばしさがアクセントに。


「玉米湯」(yù mǐ tāng、ユイミータン)とは、中国語で「とうもろこしスープ」を意味します。


特徴としては:

主材料: とうもろこし(実やクリーム状のもの)、卵。

味付け: 鶏がらスープの素や塩、こしょうなどで味を調えることが多く、優しい甘みと、卵のふんわりとした食感が特徴です。

とろみ: 片栗粉でとろみをつけるのが一般的で、とろりとした口当たりになります。

アレンジ: クコの実を彩りに加えたり、鶏肉や豆腐、他の野菜を入れることもあります。

日本で一般的に「コーンスープ」「コーンポタージュ」と呼ばれるものとは、味付けや具材(特に卵が入っている点)が少し異なり、

中華料理店などで提供されることが多いスープです。


基本の玉米湯(中華風コーンスープ)レシピ

材料(2人分)

粒コーン缶(またはコーンクリーム缶):100g~120g (粒コーンの場合は一部をペースト状にすると、よりクリーミーになります)

卵:1個

水:300ml

鶏がらスープの素:大さじ1

片栗粉:大さじ1~2 (同量の水で溶いておく)

塩、こしょう:少々

(お好みで)クコの実:少々(彩り用)

(お好みで)ごま油:少々(風味付け)


作り方

コーンの準備:

粒コーン缶を使用する場合は、缶汁を軽く切ります。コーンの約2/3量をミキサーやブレンダーなどでペースト状にし、

残りの1/3量は粒のまま残しておくと、食感と見た目が良くなります。(コーンクリーム缶の場合はこの工程は不要です。)


スープを煮る:

鍋に水と鶏がらスープの素を入れて火にかけ、煮立たせます。

(粒コーンをペーストにした場合)コーンペーストと、残しておいた粒コーンを鍋に加えます。

(コーンクリーム缶の場合)コーンクリーム缶をそのまま加えます。

全体をよく混ぜながら、再び温める程度に煮ます。


卵を流し入れる:

スープが温まったら、溶きほぐした卵を、お玉などでスープ全体に円を描くようにゆっくりと回し入れます。

卵がふんわりと固まるまで、軽くかき混ぜます(混ぜすぎないのがポイント)。


とろみをつける:

水溶き片栗粉を、スープをかき混ぜながら少しずつ回し入れ、好みのとろみをつけます。

もう一度軽く温め、とろみを確認します。


味を調える:

塩、こしょうで味を調えます。お好みでごま油を少量加えると風味が増します。


盛り付け:

器に盛り付け、お好みでクコの実を散らして完成です。


アレンジ例

しょうが・ねぎ風味: みじん切りのしょうがやねぎを最初に炒めてから、スープの材料を加えると、より本格的な風味になります。

鶏肉やハム入り: 細かく切った鶏肉やハム、またはカニカマなどを加えると、食べ応えのあるスープになります。

クリーミーに: 牛乳や生クリームを少量加えると、より濃厚でクリーミーな味わいになります。

野菜プラス: ほうれん草やグリーンピースなどを加えると、彩りも栄養価もアップします。


中台中の昔からの伝統的な「変わりビビンバ」は、白米が茶飯になっていること。

バラ肉が、挽肉になっていることです。歴代の中台中生であれば、在学中に食べたことがある

共通のメニューです。ぜひ、兄弟がいるご家庭では、聞いてみるのもよいですね。


たくさん思考を振り回転させ、領域をこえてがんばったと思いますので、

おなかも空いたところで、ごま油の香りが、食欲をより一層引き立てましたね。


明日からは、テストの返却もあります。

しっかりと、復習を行い、自分の理解がまだ及んでいなかった点を確認して、

今後の学習につなげましょう。


今日も、感謝の気持ちを忘れずに、美味しく頂いて、午後の活動につなげてほしいと思います。



   記事 風見 一統