学校日記

志村第五中学校は、
夢に向かって全力を尽くし社会に貢献しようとする自立した人に成長することを願い、
自ら考え行動し 進んで学ぶ人
思いやりの心をもち 社会に貢献できる人
豊かな情操と体力をはぐくみ 心身共に健康な人
を育成します。

できごと

  • いじめ撲滅週間の取組(今朝のあいさつ運動)

    公開日
    2025/11/27
    更新日
    2025/11/27

    できごと

     いじめ撲滅週間の取組として実施している朝のあいさつ運動の様子です。登校してくる生徒たちは、生活委員や有志の顔ぶれを確認しながら、元気にあいさつを返していました。通勤途中の地域の方々も、いつもの光景として温かく見守りながら通り過ぎていきます。

     この日は、落ち葉掃きボランティアで来校していた地域の方が、学級活動のために生活委員が校舎へ戻った後もあいさつ運動を引き継ぎ、始業間際の生徒に「おはようございます」と声をかけてくださいました。

     最後の写真に写っているのは、生徒会が用意した「ありがとうカード」に感謝のメッセージを書き、掲示に協力してくださった地域の方です。


  • 落ち葉掃きボランティア(7年生)

    公開日
    2025/11/27
    更新日
    2025/11/27

    できごと

     生徒会主催の「落ち葉掃きボランティア」最終日。この日は7年生の担当日でした。志五中に入学してから初めての参加となった9名の生徒は、生徒会担当の先生に作業の手順を教わりながら、やや緊張した様子でほうきを手にしました。地域の方も2名参加してくださり、生徒へ声をかけながら一緒に活動してくださいました。

     校庭の隅には風に運ばれた落ち葉が折り重なり、集めた袋はすぐにいっぱいになっていきました。校門付近にも落ち葉がたまりやすい場所があり、登校してくる生徒たちを横目に、7年生は黙々と竹ぼうきを動かし続けていました。


  • 9年生「基礎学力向上プロジェクト」 ( いじめ撲滅週間の取組 )

    公開日
    2025/11/26
    更新日
    2025/11/26

    できごと

     9年生は、いじめ撲滅週間の取組として「基礎学力向上プロジェクト」に取り組みました。国語と英語の問題に、クラスの枠をこえて協力しながら挑戦する活動です。話し合いながら解答を導く中で自然とコミュニケーションが生まれ、助け合いの姿勢を育てることをねらいとしています。

     また、受験に向けて「仲間とともに頑張る」という意識を高めてほしいという学級委員会の思いも込められています。

     出題された国語の問題は、都立高校の過去問題をもとにした漢字、助詞の用法、俳句、敬語、漢文、読み書きなど多岐にわたりました。後半は英語の問題にも取り組み、どのグループも楽しみながら相談し、答えを考えていました。


  • 7年生「アイスブレイク」(いじめ撲滅週間の取組)

    公開日
    2025/11/26
    更新日
    2025/11/26

    できごと

     7年生は、学級委員会の主催で、昼休みの短い時間を活用した「アイスブレイク」を行いました。活動内容は「ウソホント自己紹介」です。

     各クラスから1名ずつ参加し、4人でグループをつくって自己紹介を行います。紹介文は4つ用意し、そのうち1つだけウソを混ぜておき、互いにどれがウソかを考えます。

     クラスを越えて交流し、自然と会話が生まれる活動となり、生徒どうしが新たな一面を知るきっかけになりました。


  • いじめ撲滅週間の取組(朝のあいさつ運動・昼の放送)

    公開日
    2025/11/26
    更新日
    2025/11/26

    できごと

     今朝もあいさつ運動には、生活委員会と多くの有志が参加し、校門前には元気な「おはようございます」の声が広がりました。登校する生徒たちを包むように声が重なり、学校全体が明るい雰囲気に満たされました。

     給食時間の昼の放送では、星座占いといじめに関する〇✕クイズが行われました。

     今日の問題は「SNS上で特定の人に悪意のある表現をしたり、仲間外れにすることはいじめにつながる。〇か✕か」という内容でした。正解は〇で、相手に精神的な負担を与える行為はいじめにあたります。文章や画像を投稿する前に、相手がどう感じるかを想像することの大切さが呼びかけられました。


  • 落ち葉掃きボランティア(8年生)

    公開日
    2025/11/26
    更新日
    2025/11/26

    できごと

     生徒会の呼びかけによる「落ち葉掃きボランティア」の2日目は、生徒会長をはじめ8年生7名が参加し、地域の方4名にもご協力いただきました。校門周辺は前日の清掃で整っていましたが、中庭や校庭の樹木の根元には、一日で多くの落ち葉が積もっていました。参加者は15分間、役割を分担しながら協力して落ち葉を集め、学校環境の美化に力を貸してくれました。


  • バーチャル避難訓練

    公開日
    2025/11/25
    更新日
    2025/11/25

    できごと

     本日、水害発生時に全校で安全かつ的確に避難行動がとれるよう、「バーチャル避難訓練」を実施しました。本校周辺は、荒川が氾濫した場合に浸水が予想される地域であり、生徒が自宅周辺や学校周辺の浸水状況を知り、適切な避難場所を理解することを目的としています。

     訓練は、5時間目終了後の15時10分、荒川の水位上昇と堤防決壊の恐れを知らせる緊急放送から始まりました。「学校周辺で道路冠水が始まったため、落ち着いて体育館へ避難するように」という指示があり、生徒は先生の誘導のもと体育館へ移動しました。

     避難完了後、板橋区役所都市整備部都市計画課より講師をお迎えし、「バーチャルで命を守る。『まさか』はいつも突然に…」をテーマとした講話が行われました。「荒川が氾濫したら浸水はどれほど進むのか」「逃げ遅れた場合にどこへ避難するべきか」など、実際のシミュレーションを用いて分かりやすく説明していただきました。

     バーチャル水害避難マップアプリや、地域の広域避難施設であるMFLP・LOGIFRONT東京板橋の紹介もあり、生徒は自分の生活圏に引き寄せて理解を深めていました。

     講話によれば、美園付近で荒川が破堤した場合、本校周辺では約4時間後に6メートル、舟渡小学校周辺では7.2メートルの浸水が予測され、その状態は約2週間以上続くとのことです。逃げ遅れた場合には、MFLPや3階以上の建物に避難することが重要であると説明がありました。

     今回の訓練を通して、生徒は水害への備えと避難行動の大切さについて理解を深めることができました。また、今回のバーチャル訓練には、長後町会の方も参加してくださいました。


  • いじめ撲滅週間(放送委員会の取組)

    公開日
    2025/11/25
    更新日
    2025/11/25

    できごと

     いじめ撲滅週間の取組として、放送委員会が「星占い」と「いじめに関する◯×クイズ」を昼の放送で実施しました。

     星占いでは、1位・2位・3位・12位の星座が紹介され、それぞれの運勢と相性の良い星座が発表されました。「友達に一声かけると良い流れがつかめる」「無理に明るくしなくてよい日」「直感が冴える日」など、日常の行動につながるメッセージが添えられており、生徒がクラスメイトとの会話のきっかけにできる内容でした。

     続いて放送されたのは、「いじめに関する◯×クイズ」です。

     問題は「冗談のつもりで人をからかうのは、相手が笑っていればいじめではない。◯か×か」。正解は×です。相手が笑っているように見えても、心の中で傷ついている場合があります。放送では、「相手の気持ちを大切にし、本心で笑い合える関係をつくることが大切」というメッセージが伝えられました。

     放送委員会の取組を通して、全校で改めて「相手を思いやる行動」について考える時間となりました。


  • いじめ撲滅週間(2日目の朝)

    公開日
    2025/11/25
    更新日
    2025/11/25

    できごと

     3連休明けの今日は、いじめ撲滅週間の2日目です。朝のくすのき前では、生活委員会と有志生徒によるあいさつ運動が行われ、登校してきた生徒に元気な声が届けられていました。

     昇降口には「いじめ撲滅週間」の立て看板が設置され、生徒会が準備した「ありがとう」の文字をかたどる掲示も多くの生徒の目を引いています。付箋に書かれた「うれしかったこと」や「感謝の言葉」は朝の間にも増え、掲示板全体が温かい雰囲気に包まれていました。

     保健委員会の「ハンカチチェック・コンテスト」の集計も掲示されていました。


  • 落ち葉掃きボランティア(9年生)

    公開日
    2025/11/25
    更新日
    2025/11/26

    できごと

     落ち葉掃きボランティアの初日には、9年生の生徒が通常より早い時間に登校し、活動に参加しました。地域の方々も3名協力してくださり、校門から交差点までの歩道、くすのき周辺、中庭・テニスコート周辺の落ち葉を丁寧に掃き集めました。

     校門付近では、登校してくる志村六小の児童に「おはようございます」と挨拶を交わす姿も見られました。また、中庭では大きなカリンの実が落ちている様子も確認され、季節の移ろいを感じる活動となりました。


  • おはなし会(いじめ撲滅週間取組)

    公開日
    2025/11/22
    更新日
    2025/11/22

    できごと

     いじめ撲滅週間の取組の一環として、元舟渡小読み聞かせの会の皆様による「おはなし会」が実施されました。

     給食時間の昼の放送では、Google Meetを活用し、「おおきなかべがあったとさ」「ガマ千びきイワナ千びき」「そらはみんなのもの」の朗読が行われ、生徒は教室で物語の世界を楽しみました。

     その後の昼休みには、図書室で対面の読み聞かせが行われ、10名以上の生徒が集まりました。今回は男子生徒の参加が多く、舟渡小在学時にも読み聞かせを聞いていた生徒が再び参加する姿も見られました。、成長した生徒の姿を見たメンバーの方から、「みんなかっこよくなりましたね」とのお言葉をいただきました。

     昼休みの図書室では、「かたあしだちょうのエルフ」「ひろいせかいはきみのもの」の朗読が続き、静かに物語を味わう時間となりました。


  • いじめ撲滅週間スタート

    公開日
    2025/11/22
    更新日
    2025/11/22

    できごと

     11月21日から28日まで、いじめ撲滅週間の取組が始まりました。期間中、各専門委員会が主体となってさまざまな活動を行います。

     生徒会では、模造紙に「ありがとう」の枠をつくり、だれでも付箋を貼れる掲示を昇降口に設置しました。付箋には、周りの人にしてもらってうれしかったことや、心が温かくなった言葉などを書き込み、積み重なることで「ありがとう」の文字が彩られていきます。

     生活委員会では、「みんなでLet’s あいさつ運動」を企画し、朝のあいさつを一緒に行う有志を募集しています。今朝も校門付近には元気な声が響き、明るい雰囲気の中で多くの生徒が笑顔で登校していました。

     いじめ撲滅週間を通して、学校全体で温かい関わり合いを広げていきます。


  • 第4回コミュニティスクール委員会開催

    公開日
    2025/11/21
    更新日
    2025/11/21

    できごと

     11月20日(木)、第4回コミュニティスクール委員会を開催しました。はじめに、学校の近況報告や学校評価アンケートの質問項目、新しい板橋区教育ビジョンと本校の教育目標との関連、生徒用タブレットのフィルタリングや時間制限についてご意見をいただきました。

     また、老朽化により伐採した校門のサクラに替えて、町会連合会舟渡支部と、長後町会有志・歴代PTA会長有志・iCS委員有志・卒業生有志の皆様から、1本ずつサクラを寄贈いただけることが報告されました。

     後半は、各学年主任とのグループ熟議を行い、生徒の現状について意見交換をしました。学校の落ち着きや日常の様子について、多くの前向きなご意見をいただきました。


  • 7年生社会(ヨーロッパ州)

    公開日
    2025/11/20
    更新日
    2025/11/20

    できごと

     7年生の社会科では、今日からヨーロッパ州の学習が始まりました。本時の目標は「学習の見通しを立てること」と「自然の特色を知ること」です。

     授業の冒頭では、教師が提示したヨーロッパ各国の写真を見ながら、生徒が知っていることを挙げ合いました。多くの生徒が活発に意見を出し、関心の高さがうかがえました。

     単元の学習課題として「EUの発足で国々の結びつきが強まることで、地域にはどのような影響が生じるのだろうか?」という問いが示されました。生徒からは、地域の活性化や通貨・移動の共通化、産業・技術の共有、多様な気候を生かした産業交流などの意見が挙がり、反面で対立や技術流出への懸念も示されるなど、多様な視点が見られました。

     また、「重要語句を理解し授業内容を確実に身につける」「その日の疑問は復習して解決する」といった学習計画を立てる記述も多く、主体的に学習に向かう姿が印象的でした。

     単元の導入として、意欲的に学びを進める様子が見られた授業でした。


  • 11月専門委員会

    公開日
    2025/11/19
    更新日
    2025/11/19

    できごと

     本日、11月の専門委員会・中央委員会を実施しました。12月の活動目標や重点目標、具体的な活動内容の確認と、11月21日から始まる「令和7年度いじめ撲滅週間Ⅱ」に向けた準備を進めました。

     生徒会では、「周りの人から言われて嬉しかった言葉や、してもらって嬉しかったこと」を付箋に書いて模造紙に貼り、「ありがとう」の文字を形作る企画の準備を進めていました。

     7年生の学級委員会では、担当教員の到着前に、学年で昼休みに行うアイスブレイク用のクイズ作りを行っていました。図書委員会では、学級文庫にいじめに関する本を追加するため、本の選定を進めていました。

     写真は、生徒会、7・8・9年生各学級委員会、生活委員会、図書委員会、美化委員会、保健委員会、給食委員会、放送委員会の活動の様子です。


  • 「つながる保護者会」

    公開日
    2025/11/19
    更新日
    2025/11/19

    できごと

     本日、学校や教室に行きづらさを感じている生徒の保護者を対象とした「つながる保護者会」を開催しました。

     本校には、生徒がその日の過ごし方を自分で選択できる校内別室「ほっとルーム」があり、必要に応じて利用できる環境を整えています。

     今回の保護者会には、教員のほか、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどの専門スタッフも参加しました。まず、スクールカウンセラーによる「不安について」の講義を行い、その後、少人数のグループに分かれて意見交換と情報共有を実施しました。

     今後も、学校と家庭、関係機関が連携し、生徒への支援につながる取り組みを継続していく予定です。


  • 道徳授業地区公開講座(演劇鑑賞)で深まった生徒の学び

    公開日
    2025/11/19
    更新日
    2025/11/19

    できごと

     昨日は、「道徳授業地区公開講座」として、東京都の「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」を活用し、劇団芸優座による演劇鑑賞を行いました。鑑賞後の生徒の記述からは、多くの深い学びが見られましたので、その一部をご紹介します。

    1 思いやりの大切さに気付く

     最も多かった意見は「思いやりを大切にしたい」というものでした。登場人物の行動から、表に現れない優しさや、小さな思いやりが誰かを救うことを実感した生徒が多く、「見返りを求めない優しさを大切にしたい」という声も寄せられました。

    2 自分にできる行動を考える姿勢の広がり

     鑑賞後には、

    ・困っている人に手を差し伸べる

    ・相手の気持ちを考えて行動する

    ・家族や友人に感謝を伝える

    ・決めつけず、相手を理解しようとする

    など、日常で実践したい具体的な行動が多く挙げられました。「自分の大切なものを手放して人のために動く姿に心を動かされた」という意見もあり、行動への意欲が高まっていることが分かります。

    3 命の尊さや希望についての気づき

     作品中の“最後の一葉”をはじめ、生きる希望や強い願いが人を支えること、一日を大切に生きることなど、命に関する深い学びを得た生徒も多くいました。

    4 人を外見で判断しない姿勢

     第一部の作品では、「見た目や立場で人を判断しない」という気づきが多く見られました。「最初の印象と本当の姿の違いに驚いた」「決めつけをなくしたい」という記述から、人間理解の大切さを実感した様子がうかがえます。

    5 感謝の気持ちの再確認

     家族や友人、日々支えてくれている周囲の存在に改めて目を向け、「当たり前に感謝したい」「言葉にして伝えたい」という思いを述べる生徒が多数いました。

    6 自分を変えたいという前向きな決意

    ・誰かのために進んで行動したい

    ・諦めずに努力したい

    ・誤解を放置せず、対話を大切にしたい

    など、これからの自分の生き方に関わる前向きな決意が多く挙がりました。

    まとめ

     今回の演劇鑑賞を通して、生徒たちは「思いやり」「感謝」「命の価値」「人を信じること」など、多様で深い学びを得ました。特に、劇の中に込められた複数のテーマから、自分なりに価値を見いだし、日常の行動につなげようとする姿が見られたことは大きな成果です。今後も、体験を通して心を揺さぶられる学びを大切にしていきたいと思います。


  • 舟渡小学校でのあいさつ運動

    公開日
    2025/11/18
    更新日
    2025/11/18

    できごと

     本校の生徒会役員が舟渡小学校を訪れ、正門前で8時から15分間、小学生との「あいさつ交流活動」を行いました。

     この取組は、児童が来春の中学校生活に期待をもてるよう、中学生と直接ふれあう機会をつくることを目的にしています。また、後期生徒会役員にとっては、任期早々に地域や小学生の前に立つことで、自覚と責任を高める貴重な機会となりました。さらに、本校生徒自身にとっても、「小学生の良き手本として行動する」という意識を育むきっかけになりました。

     爽やかな朝の空気の中、役員の生徒たちは元気よくあいさつをし、小学生も笑顔で応えてくれました。短い時間ではありましたが、学校間のつながりを感じられる温かな交流となりました。


  • 道徳授業地区公開講座(「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」)

    公開日
    2025/11/18
    更新日
    2025/11/18

    できごと

     本日は「道徳授業地区公開講座」として、東京都の「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」を活用し、昨年度に続いて演劇鑑賞を行いました。 「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」は、さまざまな体験を通して豊かな心を育てることを目的とした東京都の取組で、プロの演技に触れながら実感的に学びを深め、新たな気づきを得ることを大切にしています。

     今回は、劇団芸優座による『O・ヘンリー物語 ~The Last Leaf~』を鑑賞しました。作品には、「心と手」「愛の使者」「賢者の贈り物」「最後の一葉」の4つの短編が含まれ、思いやりや感謝、希望や勇気、自分に打ち勝つ意志、生命の尊さなど、道徳の授業で取り上げる多くのテーマが盛り込まれていました。

     生徒たちにとって、心を揺さぶられる豊かな学びの時間となりました。


  • セーフティ教室(7・8・9年生)

    公開日
    2025/11/18
    更新日
    2025/11/18

    できごと

     11月17日(月)、第2回セーフティ教室を実施しました。本校では、3年間を通して「心・身体・社会の安全」について段階的に学び、互いに支え合う心を育てています。

    ● 7年生:ヤングケアラー教育

     舟渡・蓮根のおとしより相談センター、認定NPO法人カタリバ、あじさいの集い富士見の皆様を講師にお迎えし、家庭で過度な負担を抱えるヤングケアラーについて学びました。寸劇やお話を通して、心と学びの安全を守るために大切な視点を知ることができました。

     受講後、生徒からは「言葉は知っていたけれど、実際の大変さを初めて知った」「力になれることがあれば助けたい」という声が聞かれました。


    ● 8年生:がん教育

     今年度も前校長先生を講師に迎え、がんの基礎知識や生活習慣の大切さ、早期発見の重要性について学びました。また、「夢に向かって全力で!」と励ましの言葉もいただき、8年生にとって心に残る時間になりました。

     生徒からは「胃がんの切除方法まで知ることができ、興味が深まった」といった感想が寄せられました。


    ● 9年生:認知症教育

     舟渡・蓮根のおとしより相談センターの認知症サポーターの皆様によるワークショップを行いました。認知症への正しい理解を深め、偏見をなくし、地域で支え合う共生のあり方について体験的に学びました。社会的・生活的な安全についても考える機会となりました。

     家族に高齢者がいるかどうかに関わらず、地域社会の一員として、認知症についての正しい知識をもち、サポーターとして支えていってほしいと思います。