９年２組・技術家庭（家庭分野）の授業の様子です。

　『幼児の生活と家族』の学習で、この時間は『幼児の１日の生活』を取り上げていました。教科書には、１歳児・５歳児（ともに幼児）と中学生の１日の典型的な生活時間が、それぞれ比較しやすいよう帯状の図で載っています。

　それらを比較し、幼児と中学生の違いについて気づいたことをまとめました。その中の１つに「間食」の有無がありました。よく「おやつ」とも表現しますが、中学生や大人にとってのおやつは「お茶菓子」的な意味合いです。一方、幼児にとっては３回の食事だけでは不足しがちな栄養素を補うという大事な役割を持ちます。

　したがって、スナック菓子やチョコレートなどではなく、軽い食事ととらえて栄養バランスのとれた「おやつ」にする必要があるとのことでした。今回の学習を生かし、今後は調理実習「幼児のおやつ」にも取り組むそうです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　武田幸雄