９年３・４組 数学（少人数）の授業の様子です。

　『根号を含む式の計算』の学習で、この時間は「式の乗除」を取り上げていました。根号とは√（ルート）のことです。教科書には「平方根の近似値の覚え方」も載っています。√2≒1.41421356（一夜一夜に人見ごろ）√5≒2.2360679（富士山麓オウム鳴く）など、私も今でも覚えている語呂合わせです。

　この時間は、分母に根号がある数の分母を、整数の形に直す「有理化」を取り上げていました。基本的には分母と分子に同じ数をかけることで有理化しますが、少し複雑な問題も含めて徹底的に演習に取り組みました。

　有理化（ゆうりか）というと、私は古代ギリシャの数学者・アルキメデスが物体と浮力の関係を発見した際に叫んだとされる「ユーレカ（わかったぞ）！」という感嘆詞を思い出します。数学つながりの豆知識として、覚えておいてください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　武田幸雄