９年３組・技術家庭（技術分野）の授業の様子です。

　『生物の育成に関する技術』の学習で「ミニトマトの栽培」に取り組んでいます。と言っても、Chromebook上でのシミュレーションです。教材用に開発されたアニメのシナリオゲームを使用して、ミニトマトを育てます。

　画面には、実際の写真や各種データも使われているため、リアリティーがあります。生徒の皆さんは主人公（トマト栽培従事者）になりきって、病気や害虫への対処、農薬の使用、収穫量、品質の向上等、さまざまな課題を試行錯誤して乗り越えていました。

　なお、本校では誰１人生徒を取り残さないプロジェクト（ＤＳＴＰ）の一環として、保護者負担金（副教材費）の軽減に努めています。そのため、購入すれば1000〜2000円してしまう生物育成の実習用副教材費を割愛し、こうした学習で代替しているのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　武田幸雄