校長日記

2月25日(火)学年末考査・1日目

公開日
2025/02/25
更新日
2025/02/25

校長日記



 本日より3日間、今年度の学年末考査が行われます。

 1日目の本日は、国語・社会・技家のテストが行われました。時期的に見ればこの定期考査は「3学期末考査」とも言えますが、よくその学年の3学期は「次の学年の0(ゼロ)学期」という言い方をします。

 当該学年の1年間を反省するとともに課題を明らかにし、年度内に少しでも課題解決を図っておくことで次年度の好スタートにつなげるというのが、そんな言い方をする趣旨のようです。

 その言い方に合わせれば、今回の定期考査は「次学年0学期定期考査」も兼ねていることになります。9年生に当てはめるならば「高校0学期」のテストということですね。そんなことが伝わってきたのは、国語のテスト問題でした。予告済みとはいえ、教科書の教材よりも初見の長文が多く問題文として引用されていました。

 3学期に授業で学習した教材について、3学期に学習したことを答えるのではありません。初めて読む文章に関する問題を、中学校3年間で培った知識・思考力・判断力・表現力を活用して解くのです。

 「4月から高校だから、中学校の勉強はもう関係ない」などと考えている人はいないはずです。逆に板三中生は「4月から高校だから、中学校の学習を良い形で修了し高校につなげる」と考えているに違いありません。


                                        校長 武田幸雄