校長日記

12月16日(月)本日の授業風景(1)

公開日
2024/12/16
更新日
2024/12/16

校長日記

 8年1組・道徳の時間の様子です。

 【我が国の伝統と文化の尊重】をテーマに、教科書の『包む』という読み物を使用しています。「ふろしき」という日本文化の特質や、「包む」という行為に込めた日本人の心について考えました。実際にふろしきで贈答品を包む体験もしましたが、中学生には難しかったようです。

 では、皆さんの語彙力を高めるKMT(校長ミーニングタイム)です。この「ふろしき(風呂敷)」について「(大)風呂敷をひろげる」という慣用句があります。さて、どういう意味か分かりますか?

 江戸時代の商売人が、商売相手の信用を得るために、わざと大きな風呂敷を作りました。そして、それを見せたり配ったりしたことから「実際よりも大げさに言う」「ほらを吹く」といった意味として使われます。

                          校長 武田幸雄