11月25日(月)本日の授業風景(2)
- 公開日
- 2024/11/25
- 更新日
- 2024/11/25
校長日記
8年2組・道徳の時間の様子です。
【相互理解・寛容】をテーマに、教科書から『コトコの涙』という読み物を使用しています。同級生と一緒に老人ホームでボランティア活動を行っていた中学生の【コトコ】は、入所者に幼児に対するような口調で話しかけ、あとでそのことを同級生から強く叱責されてしまいます。
その後【コトコ】は園長の「自分が良かれと思ってとる行動が、必ずしも老人の望みではない」という言葉に、涙がこぼれるのでした。介護や看護の世界では、時折「高齢者に対する言葉遣い」が問題視されます。
教科書の読み物のように「幼児言葉」をつかったり、いわゆる「ため口」で話したりすることが、高齢者への敬意に欠けるというものです。相手の立場で自分の言動を振り返ることの大切さを、考えさせられました。
校長 武田幸雄