校長日記

12月23日(水)本日の授業風景(2)

公開日
2020/12/23
更新日
2020/12/23

校長日記

 9年2組・国語の授業の様子です。

 哲学者である鷲田清一さんが、教科書のために書き下ろした論説文『誰かの代わりに』の学習です。本日は、まとめの部分を読んで筆者の主張を捉えることが、授業のめあてでした。

 「自立とは?」「責任とは?」そして「自分とは何か?」 中学生にとってはやや難解な内容だったかもしれません。しかし、コロナ禍の現在だからこそ、共感できた部分もあったのではないでしょうか。

 授業後半は、鷲田さんの他の論説文を複数読みました。前述のとおり、哲学や倫理学を専門とする方の書かれた論説文ということで、いずれも難しかったかもしれません。しかし、真剣に読んでいる皆さんの目が印象的でした。これも、新聞コラムを書き写す「RSタイム」効果でしょうか。

                          校長 武田幸雄