12月21日(月)本日の授業風景(1)
- 公開日
- 2020/12/21
- 更新日
- 2020/12/21
校長日記
7年4組・道徳の時間の様子です。
道徳の内容項目【我が国の伝統と文化の尊重】を取り上げた読み物『奈良筆に生きる』を使用しています。奈良筆は、今から1200年以上前、遣唐使として中国に派遣された空海がその製造法を持ち帰ったとされています。
小学校を中退して筆職人に弟子入りした史峰(しほう)が、苦労を重ねながらも筆づくりの腕を磨きます。そして、ついに東大寺・昭和の大修理で「大仏開眼」の大筆を依頼され、見事にその責務を果たすという実話です。
授業では、まず実際の「奈良筆」の製造場面を視聴し、そのイメージを広げました(写真・上)。そして、史峰が仕事場に掲げる【一を以て之を貫く】の意味や、伝統や文化を継承するために必要なものを考えました。
校長 武田幸雄