校長日記

1月10日(水)本日の授業風景(1)

公開日
2024/01/10
更新日
2024/01/10

校長日記

 8年3組・国語の授業の様子です。

 小説『走れメロス』(太宰治)の学習に入りました。授業のめあては【集中して全編を読み通すことができる】です。小説としては短編ですが、教科書では15ページ以上に及びます。それを先生が約1時間かけて朗読されていました。先生ご自身も、立派にめあてを達成されています。

 一方で私は、時間の関係上授業では行えないため、各自が家庭学習として音読することをお勧めします。この小説は四字熟語や漢語、誇張表現、比喩を多用したり、句点(。)で一文の長さを調整したりしています。

 そのため声に出して読むことで、リズム感やスピード感にあふれる文体であることが実感できるからです。ぜひ音読して「メロスの躍動感」を感じるとともに「教科書を読み解く力」の育成にも役立ててください。

                          校長 武田幸雄