9月27日(水)本日の授業風景(3)
- 公開日
- 2023/09/27
- 更新日
- 2023/09/27
校長日記
8年5組・国語の授業の様子です。
古文『枕草子』の学習です。平安時代中期に清少納言によって書かれた随筆です。本日は、第百四十五段(うつくしきもの)を取り上げていました。「うつくしきもの」とは「かわいらしいもの」という意味です。
授業のめあては【言葉の省略に気をつけて、本文を正しく読める】です。確かに古文は、主語や助詞などが書かれていないこともあります。それを前後の文脈から補うことは、古文を読み解く上で重要です。さらにもう1つの重要ポイントとして、先生は「想像力」を挙げられていました。
つまり、清少納言が「かわいらしいもの」として挙げていたものの姿を、想像する力です。その一助とするため、先生が本文に出てくる「赤ちゃんが、はいはいする姿」を演じてくださいましたが、その姿はまさに「いとうつくし」でしたね。
校長 武田幸雄