校長日記

7月14日(木)本日の授業風景(2)

公開日
2022/07/14
更新日
2022/07/14

校長日記

 8年4組・国語の授業の様子です。

 古文『枕草子』の学習です。平安時代に清少納言によって書かれた随筆です。本日は【春はあけぼの】で始まる有名な第1段の暗唱テストを行っていました。一人ずつ廊下に出て、先生の前で暗唱します。

 教室で順番を待つ人の中には、目を閉じて呟いたり、ノートに写し取りながら覚えたりしている人もいます。では、古文の暗唱のメリットは、何でしょうか。私は自分の経験上、2つのメリットがあると思っています。

 共通するのは、暗唱するためには何回も音読練習をするという点です。そうすると、古文特有のリズムや音感に慣れ、高校以降の文法学習の助けになります。もう1つは、言葉の区切りが明確にわかるようになり、全体の意味がつかみやすくなるということです。ぜひ、頑張ってください。

                          校長 武田幸雄