校長日記

5月18日(水)本日の授業風景(3)

公開日
2022/05/18
更新日
2022/05/18

校長日記

 9年1組・社会(歴史)の授業の様子です。

 新しい時代区分『近代(後半)』に入りました。本日は『第一次世界大戦の始まりと総力戦』の学習です。新兵器の登場、戦争の長期化、総力戦化、被害の増加…。まさに近代化した文明の「負の側面」といえる歴史でした。

 ところで、時代区分『近代(後半)』の単元名は、教科書には『二度の世界大戦と日本』と書かれています。「二度」とは「第一次」と「第二次」を指しますが、「三度目」があってはならないことはいうまでもありません。

 しかし、ロシアのウクライナ侵攻以降、時折「第三次世界大戦の危機」という言葉も耳にします。第一次世界大戦の要因の1つとして先生が挙げられた「同盟など戦争を防ぐためのシステムが、芋づる式に参戦国を増やし世界大戦につながった」という言葉が、一段と重く感じられました。

                           校長 武田幸雄