校長日記

12月22日(月)本日の授業風景(1)

公開日
2025/12/22
更新日
2025/12/22

校長日記

 9年3組・道徳の時間の様子です。


 授業の冒頭、先生が地球環境の問題で思い浮かぶものを尋ねると、圧倒的に多かったのが「地球温暖化」でした。次に、海の環境に絞って尋ねると「プラスチック等のごみ問題」が多く上げられました。


 【社会参画・公共の精神】をテーマに、教科書より「海のごみは『まちなか』で生まれる」という読み物を使用しています。山口県長門市に住む中学生の【私】は、海岸漂着ごみの清掃活動ボランティアに参加し、漂着ごみのあまりの多さに驚きます。そして、その原因を探るべく調べてみると、ある大学教授の分析を載せた新聞記事に目が留まりました。


 授業では、その大学教授の言葉「(ごみ問題は)有志の善意に甘えてはいけない」の意味を考えました。また、さらに【私】が調べた「ごみ問題の意識調査」の結果を踏まえ、社会が抱える問題への向き合い方を話し合いました。


                                         校長 武田幸雄