9月24日
- 公開日
- 2021/09/24
- 更新日
- 2021/09/24
給食献立
ご飯 牛乳 ししゃものピリ辛焼き みそ汁 野菜のごま和え
みそ汁は私たち日本人にとってなくてはならないものですが、みそは中国から1,400年前頃伝わったとされています。みそは元々、寺院や貴族階級に珍重されるほど贅沢品、貴重な食品でみそ汁として調理されることは少なくおかずや薬として利用されていました。鎌倉時代に一汁一菜という武士の食事習慣が確立し、みそ汁という形で食べる方法が流行してからのことです。室町時代には大豆の生産が増え、みそ汁が庶民の間に浸透しただけでなく今に伝わるみそ料理のほとんどがこの時代に作られ始めました。みその自家醸造も始まりました。戦国時代になると武田信玄、伊達政宗などの武将が米とみそを携帯し、戦いに備えみそづくりを奨励しました。伊達政宗はみそ蔵という日本で初めてのみそ工場を建設しました。こうした背景から戦国武将の出身地にはみそどころが多いといわれています。