薬物乱用の害
- 公開日
- 2021/02/09
- 更新日
- 2021/02/09
校長通信
6年3組が保健の授業で「薬物乱用の害」という授業を行っていました。
授業は次のように進みました。
まず子どもたちの文房具で「気を付けるように書かれているもの」を探させます。
答えはネームペンです。
みなさんもお持ちの油性ペンを見てください。
「換気に気を付ける」よう注意が書かれています。
そこで「シンナー」についての話題に触れ、教科書を使いながら学んでいくことになります。
さて、左の写真は子どもに描かせた「渦巻き」です。
担任が「渦巻き」を描くよう指示を出したとき、どの子も「何だろう」と不思議そうでした。
子どもたちは、綺麗な渦巻きを描くことができました。
一方、右側の「渦巻き」はシンナー中毒になった人が描いたものだそうです。
中毒になってしまうと脳が萎縮してしまい、正しく描けないのです。
子どもたちは自分で渦巻きを描くことで、簡単な図形も描くことができなくなってしまう薬物乱用の恐ろしさを感じます。
もちろん、子どもたちの身近にある薬物はシンナーだけではありません。
今はむしろ、覚醒剤などが「身近」な存在なのかもしれません。
ですから「薬物乱用の害」は6年生が必ず学習する単元となっています。