5月22日(水)本日の授業風景(3)
8年5組・国語の授業の様子です。
古文『枕草子』(清少納言)の学習です。有名な【春はあけぼの】で始まる第一段を取り上げていました。【春は… 夏は… 秋は… 冬は…】と、四季折々の興趣ある時間帯と対象物を取り上げています。 授業でも本文を読みながら、それらを季節ごとに整理していました。前回の授業で春と夏を取り上げ、本日は秋と冬でした。その秋は【夕暮れ】の時間帯のカラスや雁(かり)といった鳥も挙げられていましたね。 ただし、同じ鳥でもカラスの飛ぶ様子は【あは(わ)れなり】だったのに対し、雁の様子は【をかし】です。いずれも興趣ある光景として取り上げているのに、なぜ【あはれ】と【をかし】を使い分けたのでしょうか? 清少納言になったつもりでそんなことを考えてみるのも、面白いですね。 校長 武田幸雄 5月22日(水)本日の授業風景(2)
7年4組・美術の授業の様子です。
たくさんの☆(星)マークが描かれた紙や、短冊形の紙片を使用した制作活動を行っています。七夕飾りかな?などと思いつつお邪魔すると、作っていたのは短冊に似た『栞(ブックマーク)』でした。 同じ☆の形でも、同じ大きさのものを並べる手法、徐々に大きさに変化をつけて並べる手法、アトランダムに配置しながら釣り合いをとって並べる手法などがあります。まずはそれらの違いについて説明を受けました。 また、そうした制作活動のめあてと別に【カッターを正しく安全に使うことができる】というめあてもありました。こうした実技の際にはカッターを貸し出すので、学校には持参しないことになっています。プリントを使用して正しいカッターの使い方を確認してから、作業に入りました。 校長 武田幸雄 5月22日(水)本日の授業風景(1)
9年1組・社会(公民)の授業の様子です。
『私たちと現代社会』の学習で『【対立】と【合意】』を取り上げていました。ここでの【対立】は「2つ(以上)のものが反対の立場に立ち、問題や争いの起きている状態」のことです。一方【合意】とは「関係者が解決策に納得し、それを決まりとして受け入れること」を指します。 授業では、ある中学校で起きた【対立】について、どのように【合意形成】を図るかというアクティビティに取り組みました。その中学校には体育館を活動場所とする2つの分がありました。 そこに新たにできた部が活動時間と場所の確保を求めてきた、という仮定での話し合いです。話し合いや多数決は合意形成の基本です。そこに各部の要望や少数意見をどう取り入れるか等、中身の濃い話し合いでした。 校長 武田幸雄 5月21日(火)本日の授業風景(3)『生物の育成に関する技術』の実習「バジルの栽培」が始まりました。以前も紹介しましたが、本校の研究テーマDSTP(誰1人生徒を取り残さないプロジェクト)には「私費教材費の軽減」という視点もあります。 そのため実習教材も、比較的安価で購入できるバジルの栽培キットを使用しています。写真でもわかるとおり小さなカップや培養土、給水用のヒモ、鉢底シート、種などがそろっています。本日は、そのカップから培養土や水があふれないよう、慎重にセッティングする作業を行いました。 下の写真は、2週間ほど前にセッティングし、日当たりの良い窓際に置いた他のクラスのバジルです。すでに発芽していますが、今後は育成状況に合わせたメンテナンスを行っていくそうです。 校長 武田幸雄 5月21日(火)本日の授業風景(2)
8年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。
数の性質を見つけ、その性質が成り立つことを説明する『式による説明』の学習です。本日は【2けたの自然数と、その数の一の位の数字と十の位の数字を入れ替えた数の和に、どんな性質があるか】を考えました。 前述の問題をわかりやすくするため、黒板には筆算の式でいくつかの例が書かれていました。私も小学2年生の孫の宿題で、よく筆算の手伝いをします。そんなこともあって、つい教室にお邪魔してしまいました。 12+21、31+13、25+52 …。それだけ見ると33、44、77と「ぞろ目になる」と答えたくなりますが、48+84だと132となります。そこで、文字式を使って数量を表し、それを説明する事柄に合わせて変形して考えました。当然のことながら、同じ筆算でも小学2年生とは大違いですね。 校長 武田幸雄 5月21日(火)本日の授業風景(1)多くの中学校では、年間の定期考査を5回(1学期中間・期末・2学期中間・期末・学年末)に設定しています。しかし、本校では昨年度より1学期の中間考査を廃止し、年間4回としました。 主な理由として、年度当初は試験範囲が少ないことと、生徒の負担軽減や授業時数の確保等が挙げられます。その定期考査は、一定期間に行われた学習活動の理解度・到達度を測る上では大変有用です。一方本校では、いわゆる「定期考査偏重主義」を排しています。 評価評定は日常の授業での小テストや、提出物、学びに向かう態度などとの総合評価で出します。この授業でも、単元テストをCBT(端末を使ったテスト)で、漢字をPBT(紙ベースのテスト)で行っていました。 校長 武田幸雄 5月20日(月)本日の授業風景(3)
7年4組・道徳の時間の様子です。
【よりよい学校生活・集団生活の充実】をテーマにした授業です。7年生にとっては、中学校で最初の運動会が迫ってきました。そこで「運動会を成功させるために大切な要素」を話し合っています。 ただ話し合うのではなく「ダイヤモンド・ランキング」という手法を用いていました。大切にしたい要素として、協力・団結力・向上心など20の要素が例として挙げられています。それらの中から大切さの優先順位が高いものを頂点に、上位からひし形(ダイヤモンド形)に並べるのです。 そうして班で話し合ったものをクラスで共有し、最終的に「○組として運動会で大切にしたいこと」を決めます。したがって、クラスにより要素は異なりますが、ぜひ運動会のクラス目標として達成してください。 校長 武田幸雄 5月20日(月)本日の授業風景(2)
8年3・4組 英語(少人数)の授業の様子です。
Unit-2『 Food Travels around the World 』に入りました。単元名を訳せば「食の世界旅行」となるでしょうか。本日は、主に教科書本文のリーディング(読み)を練習していました。 その教科書本文では、フィリピンから来た登場人物の Josh(ジョシュ)が、日本のカレー料理の種類の多さに驚いていました。カレーピラフ、カレーうどん、カレーパン…。中でもカレーパン(curry bread)はフィリピンでも聞いたことがないと興味を持っていましたね。 ちなみにカレーパンは、大正末期から昭和初期にかけ、あるパン屋さんが水分の多いカレーを惣菜パンにするため、カツレツのようにパン粉をつけて油で揚げたのが始まりと言われています(諸説あります)。 校長 武田幸雄 5月20日(月)本日の授業風景(1)
9年3組・道徳の時間の様子です。
【希望と勇気・克己と強い意志】をテーマに、教科書の『銀メダルから得たもの』という読み物を使用していました。女子レスリングでオリンピック3連覇を成し遂げた吉田沙保里選手を取り上げた読み物です。 4大会連続でオリンピックに出場した吉田選手にとって「3連覇」は、最後のオリンピックとなったリオデジャネイロ大会で「銀メダルだった」=「オリンピック4連覇を逃した」ということを意味しています。 表彰台で涙を流した吉田選手ですが、帰国後のインタビューでは「銀メダルで良かった」と答えていました。そんな吉田選手が常に高い目標を掲げて努力できた理由を考え、班やクラスで共有しました。来週末に迫ってきた運動会に向けての、良いモチベーションにもなる内容でしたね。 校長 武田幸雄 5月19日(日)今週の予定(5/20〜24)
※ 写真は、先週の授業風景です。
5月20日(月)【通常授業】 21日(火)【通常授業】 22日(水)【通常授業】( 部活動再登校 ) 23日(木)【通常授業】( 部活動再登校 ) 24日(金)【通常授業】hyper-QU(7・8年) 英検16:00〜 ★ ★ ★ ★ ★ ※運動会練習に伴う時間割変更は、学年の指示に従ってください。 ※hyper-QU とは、より良い学級集団づくりに活用するためのアンケート調査で、7・8年生が実施します。 校長 武田幸雄 5月18日(土)本日の土曜授業風景校庭で運動会種目『オールメンバーズリレー』の練習です。ただし、本日は8年生も校庭を使用していたため、前半はグループごとにバトンパスの練習を行い、後半に8年生と交代でトラックを使用して走りました。 【写真・中】8年1組・社会(地理)の授業の様子です。 日本の諸地域『九州地方』の学習です。めあては「沖縄県の抱える問題を多面的に考察し、自分の考えを述べる」とありました。難しい課題かもしれませんが、Chromebookを活用しながら真剣に取り組んでいます。 【写真・下】9年1組・音楽の授業の様子です。 リズムアンサンブル『クラッピングラプソディ』に取り組んでいます。曲名にある「クラッピング」とは、手拍子など手を使って音を出すことです。楽譜や動画に合わせて、リズムをとっていました。 校長 武田幸雄 5月17日(金)本日の授業風景(3)
7年1・2組 英語(少人数)の授業の様子です。
Unit-2『 Our New Teacher(新しい先生)』の学習です。まず新出英単語の確認です。これまでに学習した、I am(私は)You are(あなたは)という言い方に加え、He・She is(彼・彼女は)も出てきました。 その後、教科書を読んだり(写真・上)簡単な○×クイズに答えたりして(同・下)、本文の内容を確認しました。今後は、そこで学んだ知識を活用して、身近な人やものを紹介できるようにします。 ところで、授業の始めに前の単元の「単語テスト」が返却されました。ちょっとしたスペリングミスや、大文字と小文字の使い分け、4線に書く位置の間違い(小文字の高さなど)等でバツになっている人が見受けられました。まずは単語を正確に書くというのは、英語学習の基本ですよ。 校長 武田幸雄 5月17日(金)本日の授業風景(2)
9年1組・保健体育の授業の様子です。
運動会の学年種目『オールメンバーズリレー』の練習に取り組んでいました。その名のとおり、クラス全員が校庭半周ずつをリレーで走ります。まず授業に先立って、先生から熱中症予防について話がありました。 本日のように夏日(25度以上)となる予報が出ていても、ジャージやマスクを着用したままトラックを走ろうとする生徒もいます。本校では安全を優先して、基本的は半袖・短パン着用、マスクなしを指示します。 特別な事情がある場合は先生に相談のうえ着用しますが、本日は全員が半袖・短パン・ノーマスクで走っていました。その結果、記録は6分29秒。これは今までの全クラスの練習における最高記録です。走るのにふさわしい格好だったのも、好タイムの一因だったに違いありません。 校長 武田幸雄 5月17日(金)本日の授業風景(1)
8年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。
『式の計算』の学習です。いくつかの証明問題に取り組んでいました。授業のめあても【2つの整数を使って証明することができる】とありました。例えば「2つの偶数の和は、偶数になること」等を証明します。 これまでに「偶数・奇数」はもちろん「連続する2つの偶数」や「連続する3つの6の倍数」等、さまざまな整数の文字式での表し方を学習しています。それらの知識も活用して思考・判断・表現する学習と言えます。 8年生の皆さんは約1年後の数学(中3)で、やはり『式の計算の利用』を学習します。その際には、現在学習している「整数の表し方」を基礎知識として用いなければなりません。つまり、現在の学習にしっかり取り組むことが、未来の自分の学習を助けることにつながるのですよ。 校長 武田幸雄 5月16日(木)本日の授業風景(3)
9年2組・社会(公民)の授業の様子です。
『現代社会の文化と私たち』の学習です。この「文化」について教科書では【衣食住をはじめ科学・技術・学問・芸術・道徳・宗教・政治・スポーツなど、人間がつくりあげる生活のしかたや社会のしくみ、ものごとに対する感じ方や思いの伝え方のすべて】と説明しています。 この説明からも、生活全般に「文化」が根付いていることがわかります。そんなことから本日は、グローバル化が進む現代社会において「文化の多様性」を尊重する必要性について考えていました。 その際、先生の「多様性を英語で言うと?」の質問に誰も答えられませんでした。正解は「diversity(ダイバーシティ)」ですが、次回の朝礼講話でも取り上げようと思うので(予定)、覚えておいてください。 校長 武田幸雄 5月16日(木)本日の授業風景(2)
7年5組・数学(少人数)の授業の様子です。
『正負の数』の学習で、新しい単元『乗法と除法』に入りました。すでに、0(ゼロ)より小さい数、つまり−(マイナス)記号のついた負の数の計算をしていること自体、小学校算数と中学校数学の大きな違いです。 同じように「かけ算・わり算」を「乗法・除法」とも呼ぶようになったり、それぞれの結果を「積・商」といったりすることにも、小学校算数から中学校数学になったことを実感している人がいるかもしれません。 本日は、そんな正負の数で乗法を求める演習に取り組んでいました。先生に質問したり、友達と教え合ったりしてさまざまな問題を解いています。中には小学校の習慣で、教科書に式や答えを直接書き込んでいる人もいましたが、そちらも中学校数学ではノートに書いた方が良いでしょう。 校長 武田幸雄 5月16日(木)本日の授業風景(1)
8年5組・社会(歴史)の授業の様子です。
『中世の日本と世界』の学習です。前の授業で、北と南(琉球王国とアイヌ民族)で開かれた交易に関する調べ学習に取り組みました。琉球王国とは15世紀初頭、現在の沖縄県を尚巴志が統一して築いた国家です。 一方、蝦夷地(現在の北海道)では、アイヌ民族が先住民族として暮らしていました。その琉球や蝦夷地の人々が、日本や周辺の国々と行っていた交易について「輸入品・輸出品・交易の特徴」にまとめました。 本日は、その発表です。調べ学習は色分けしたJamboard(電子版付箋紙)でまとめたので、それを電子黒板に映し出しながら発表しました。琉球・蝦夷地については、今後も江戸幕府や明治新政府との関係で別単元として取り上げます。今回学習したことを、しっかり覚えておきましょう。 校長 武田幸雄 5月15日(水)本日の授業風景(3)
9年4組・理科の授業の様子です。
『太陽の1日の動き』の学習です。すでに小学校でも「太陽は東から出て南の高いところを通り、西へ沈む」という学習はしています。ただし、厳密には「地上から見ると、そう動いて見える」ということです。 そんな太陽の1日の動きを観察し、その特徴を調べます。すでに2階テラスには、方位を合わせた透明半球が固定されています。そこにあてたサインペンの影が円の中心にくるようにして、太陽に位置を記録しました。 そこには印だけでなく、記録した時刻も記入しておきます。本日同じ観察に取り組んだクラスが協力したり、授業のない時間帯は先生が記録してくださったりしました。そのようにしてつけた点を線で結び、結んだ線が透明半球の縁と交わったところが何を意味するのかを考えました。 校長 武田幸雄 5月15日(水)本日の授業風景(2)
8年3組・保健体育の授業の様子です。
運動会の全校種目『組ダンス』の練習です。本日は、3人1組で踊る「3人組」の練習に取り組んでいました。3人以上で行っているのは、プロジェクターから投影されるレクチャー動画を見ながら練習するため、3つのグループが一緒に練習しているためです。 そのレクチャー動画は、反転バージョンがあったりスロー再生できたりするので、ダンスが不慣れな人たちにも好評です。「反転」とは、ラジオ体操で前に出た人が、左右逆に動いて模範演技するのと同じです。 取材中に一番感じたのは、皆さんがとても素敵な笑顔で主体的に練習しているということです。いわゆる「やらされ感」は、全くありません。そんなところにも、レクチャー動画が一役買っているようでした。 校長 武田幸雄 5月15日(水)本日の授業風景(1)
7年3組・音楽の授業の様子です。
本日は、中学校で最初の鑑賞の授業でした。鑑賞する作品は、ヴィヴァルディ作曲の『【春】第1楽章』です。ただし、作品を鑑賞する前に、演奏で用いられる楽器についての基礎知識を学習していました。 中でも実物を使って説明を受けたのが、ヴァイオリン(写真・上)とグランドピアノ(同・下)です。ピアノは鍵盤蓋を開けた状態で先生が音を出し、中の状態を見せてくださいました。 ヴァイオリンでは、何人かの人が先生に助けていただきながら実際に弾いてみました。もちろん初めてなので、いわゆる「ガラスに爪を立てたような音」しか出ません。アニメ『ドラえもん』のしずかちゃんや、『サザエさん』のマスオさんを思い出してしまいましたね。 校長 武田幸雄 |
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