7月7日(木)本日の授業風景(2)
9年2組・理科の授業の様子です。
『化学変化と電池』の学習です。前回の授業では「電流を取り出すために必要な条件」を調べる実験に取り組みました。うすい塩酸などの水溶液の中に、3種の金属板(銅板・亜鉛板・マグネシウムリボン)を2枚、組み合わせを変えながら入れ、生じる電圧の大きさなどを測定しました。 本日は、その結果も踏まえながら再度実験を行っています。ただし、今回は「金属のイオンへのなりやすさの違い」を調べることが目的です。3種の金属板のうち、+極(−極)になりやすいのはどれかを調べます。 「銅と亜鉛を組み合わせると○○になり、亜鉛とマグネシウムを組み合わせると△△になる。したがって…」というように、実験から得た根拠をもとに、考察したことをわかりやすく発表しました。さすが9年生は、SS(スピーキング・スキル=わかりやすく話す力)も向上しています。 校長 武田幸雄 7月7日(木)本日の授業風景(1)
8年2組・社会(地理)の授業の様子です。
『日本の諸地域』の学習で、授業のめあてが【北海道地方・九州地方の豊かな自然環境と、それを利用した生活文化・産業を知る】とありました。通常は関東地方や近畿地方などと同様、別個に学習する単元です。 先生のお話では、共通点として「豊かな自然環境」がありながら、対照的な自然環境を比較して取り上げたいという目的があるそうです。また、両地方には海岸清掃や酪農体験を取り入れた「エコツアー」が盛んであるという共通点もあるため、そちらへの意識も高めたいとのことでした。 「エコツアー」は教科書でも取り上げられていて、自然環境や文化財等の保護に配慮しながら楽しむ滞在型旅行のことです。今後は授業で学んだことを生かしながら、オリジナルの「エコツアー」も企画するそうです。 校長 武田幸雄 7月6日(水)本日の授業風景(3)
7年3組・保健体育の授業の様子です。
本日は、全学年で保健体育の授業風景をアップすることになりました。8年生は校庭、9年生は教室での授業でしたが、7年生は体育館での授業です。8年生の取り組んでいた幅跳びのようにも見えます(写真・上)。 ただし、『走り幅跳び』ではなく『立ち幅跳び』です。新体力テストの種目の1つで、両足をそろえて助走をつけずに跳んだ距離を計測します。この他にも『上体起こし』などの計測に取り組んでいました(同・下)。 本来であれば、新体力テストは6月中に終了しなければなりません。このクラスも、6月13日に終了するはずでした。しかし、ご存じかと思いますが、その日近隣火災により避難してきた板一小児童を体育館で受け入れたため計測できず、やむを得ずこの日にずれ込んだとのことでした。 校長 武田幸雄 7月6日(水)本日の授業風景(2)
9年3組・保健体育の授業の様子です。
教室での授業で、まず期末考査の答案返却と答え合わせを行い、知識の定着を図りました。すでに何回かお伝えしていますが、新しい学習指導要領では、評価の観点がそれまでの4観点から3観点に変更になりました。 「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つです。したがって、体育といえども評価要素としての「技能」は3分の1に過ぎません。そのため成績に限っていうと、必ずしも「運動が得意だから、体育の成績も良いはず」ということにはならないのです。 本日も、後半は「思考・判断・表現」に関わる学習に取り組みました。運動会や授業で取り組んだ実技に関して課題を設定し、条件に沿った形で解決策も論じるという活動を、Chromebookを使って行っていました。 校長 武田幸雄 7月6日(水)本日の授業風景(1)
8年1組・保健体育の授業の様子です。
『走り幅跳び』に取り組んでいます。本日は主に、踏み切りと着地の練習を繰り返していました。授業のめあても【強く踏み切り『フワッ』と高く跳び、着地で止まる】と明記されています。 言うまでもなく『走り幅跳び』は、なるべく遠くへ跳ぶことが目的です。ただし、それだけ意識しすぎると、踏み切ってジャンプする角度(跳躍角度)が地面と平行(180度)に近くなってしまいます。まるで全力疾走の最後の一歩を大股にしたようなもので、それでは記録は伸びません。 そこで、あえて高く跳ぶことを意識した練習に取り組みました。踏み切り地点には、複数のロイター版や踏み台などが設置してあります。その中から自分に適したものを利用し、「フワッと高く」跳び続けていました。 校長 武田幸雄 7月4日(火)明朝の悪天候への対応
明日の朝、台風4号から変わった温帯低気圧が、関東付近を通過する模様です。そのため明朝の登校時は、雨風が強まる恐れがあります。その対応について、本日全校生徒に下記の内容でプリントを配付いたしました。
●登校時に板橋区に「大雨警報」等の警報が発令されていた場合は、登校を見合わせる(学校への連絡は不要)。 ●警報が出ていなくても身の危険を感じた場合は、登校を見合わせる(出欠席連絡フォームもしくは電話で学校に連絡)。 詳細は、プリントか連絡メールをご参照ください。 校長 武田幸雄 7月4日(火)学びのエリア小学6年生・部活動体験コロナ禍によりこの2年間実施できていませんでしたが、今年は感染症対策に留意しながらの実施です。また、以前の小学校への申し込み方法を、今年度はフォームによる中学校への直接申し込み方法に変えました。 これにより、小学校の先生方のご負担を減らせただけでなく、中学校側も参加児童の把握がしやすくなりました。また、申し込む前に児童と保護者の方とで、相談するきっかけにもなっているようです。 写真は、上からバドミントン部 → ソフトテニス部 → 卓球部の体験の様子です。これらの部はもちろん他の部活動体験でも、中学生が優しく小学生に教えている姿が見られています。 校長 武田幸雄 7月5日(火)本日の授業風景(3)
7年2組・国語の授業の様子です。
本日は、書写学習の一環として『暑中見舞い葉書』を書いています。「手紙の書き方」という無料教材(テキスト)を日本郵便に申し込んだ際、はがきも1人1枚ずつ無償で提供していただきました。 表面に住所や宛名、差出人の文字バランスを考えて書き、裏面で自分の近況を知らせます。最近はメールやSNSが主流のため、暑中見舞いはもちろん葉書を出した経験がない人もいます。そんな人たちも、朝顔や風鈴など季節感あるイラストをChromebookで検索して書き添えていました。 宛先は、家族・友達・先生と誰でもOKです。ただ、同居の家族に出す人の中に「自分の住所がわからない」という人もいました。先生のお話では各クラスにいるそうですが、こちらはぜひご家庭でご指導ください。 校長 武田幸雄 7月5日(火)本日の授業風景(2)
8年1組・理科の授業の様子です。
先週行われた期末考査の答案が返却され、答え合わせを行っています。ただし、普通の方法とは少し違うようです。まず、Classroomに模範解答と解説が貼り付けられているので、生徒の皆さんはそれを見ています。 そして、先生が採点される前にスキャンした答案用紙(○付けがされていない答案)も配られています。Chromebookを見ながら先生の解説を聞き、自分の答案を自分で採点していくという方法です。最後に先生の採点された答案と見比べ、採点基準等が一致しているかどうかを確かめます。 自己採点しながら問題を解き直すことで、○か×かの結果だけでなく正解に至るまでの過程を深く確認できているようでした。さらに次の授業で類似問題の再テストにも取り組むという、非常に手厚い答え合わせです。 校長 武田幸雄 7月5日(火)本日の授業風景(1)
9年4組・まとめテストの様子です。
本日1〜5時間目、9年生は全クラスで「まとめテスト」に取り組みました。国語・数学・英語・社会・理科の5教科のテストを1日で行います。結果は学校の成績とは関係なく、進路選択の資料として活用します。 各教科とも難易度は、都立高入試の共通問題レベルです。また、問題の内容や出題の意図だけでなく、一部にマークシート問題を導入している点、さらにはテストの順番も都立高入試問題を意識しています。そういった意味では、都立高模擬テストの側面もあるかもしれません。 したがって、都立高受検を考えている人には、現時点の自分の課題を客観的に分析できる資料にもなりそうです。また、1日で5教科のテストを受けるというのも、貴重な体験になったのではないでしょうか。 校長 武田幸雄 7月4日(月)本日の授業風景(3)
8年4組・道徳の時間の様子です。
【国際理解・国際貢献】をテーマに、教科書より『海と空〜樫野の人々〜』という読み物を使用しています。1985年のイラン・イラク戦争当時、イラン在留の日本人はトルコ政府の救援機で国外退去ができました。なぜ、トルコ政府は危険を冒して日本人を助けてくれたのでしょうか。 それは1890年(明治23)、日本から帰国途中のトルコ船・エルトゥールル号が和歌山県の紀伊大島付近で遭難した際、樫野地域の人々が親身になって救助にあたってくれたという歴史的背景があったからです。 海での救援活動が、100年の時を経て空での恩返しにつながったことから『海と空』というタイトルのついた読み物です。授業では、テーマである【国際貢献】だけでなく、広く【利他の心】についても考えました。 校長 武田幸雄 7月4日(月)本日の授業風景(2)大変興味深い授業だったので、1・2組(写真・上)と5組(同・中・下)の授業と2時間にわたってお邪魔しました。いずれも期末考査の答案返却に続けて、答え合わせ(解説・解き直し)に取り組んでいました。 何が興味深かったのかというと、問題を作成された先生の解説動画が、電子黒板やChromebookで視聴できるという点です。その動画も、自分の見たい問題をクリックすれば「スキップ」できるよう工夫されています。 間違えた問題に特定して視聴できる点、理解できるまで繰り返し視聴できる点、さらにはリアルに教室にいらっしゃる先生から個別指導を受けられる点など、様々なメリットがあります。その動画作成のために先生が費やした時間と労力を無駄にしないよう、しっかり解き直しをしましょう。 校長 武田幸雄 7月4日(月)本日の授業風景(1)
9年2組・道徳の時間の様子です。
前回の道徳で9年生は、第2次世界大戦下でユダヤ人の亡命を助けた杉原千畝を取り上げた読み物『命のトランジットビザ』を使っていました。本日も、同時代のユダヤ人の悲劇を取り上げた読み物を使用しています。 『エリカ〜奇跡のいのち〜』という読み物です。生後数週間のエリカは、両親と共に収容所に向かう貨車の中にいました。両親は、貨車がスピードを落とした瞬間、エリカを線路脇の草むらに放り投げます。その後エリカは親切な女性に育てられ、今や温かな家族に恵まれていました。 同じ歴史的背景のある読み物でしたが、前回の授業のテーマが【国際貢献・国際理解】だったのに対し、今回は【生命の尊さ】です。「命をつなぐこと」について、ムーブノートを使って皆の考えを共有しました。 校長 武田幸雄 7月4日(月)全校朝礼(Meet)校長講話
暑い日が続くようになり、梅雨も明けました。そうなると熱中症への警戒はもちろんのこと、季節の変わり目ということでもう1つ気になる症状があります。
天候の変化(気温や気圧の変化)が、頭痛やめまい、食欲不振、さらには気分の落ち込みややる気の低下など、心身の不調を引き起こすこともあるそうです。そうした症状を「気象病(天気病)」と呼ぶと聞きました。 ★ ★ ★ ★ ★ さて、1学期も、残り2週間あまりとなりました。皆さんが入学・進級して、3ヶ月が経とうとしていますが、この間、運動会や修学旅行、移動教室といった大きな学校・学年行事に全力で取り組んできました。 学習面でも、つい先週末に期末考査が終わったところです。そんな今、先に挙げたような自覚症状のある人は、いないでしょうか? もし、それが気象病(天気病)だとしたら、症状の程度によっては病院で適切な処方箋をお願いして、体調回復に努めてください。 ※ 続きは、下の『おりたたみ記事』をクリックしてください。 7月3日(日)今週の予定(7/4〜8)
※ 写真は、先週の授業風景です。
7月4日(月)【通常授業】全校朝礼 小学生部活体験(〜8日) 5日(火)【通常授業】まとめテスト(9年生) 6日(水)【通常授業】 (部活再登校) 7日(木)【通常授業】職場体験事前訪問(8年生)午後 8日(金)【通常授業】小学生部活体験(終) ★ ★ ★ ★ ★ ※5日(火)の9年生「まとめテスト」は、国語・数学・英語・理科・社会の5教科について現時点での学力定着度を知るためのもので、結果は進路指導の資料として活用します。 校長 武田幸雄 7月2日(土)土曜ICT家庭学習日授業ではありませんが、通常の学校生活と同じように朝8時45分から10分休みを挟んで3時間の日程が組まれています。本日は、各学年とも国語・社会・音楽の時間割でした。 昨日まで期末考査だったこともあり、国語や社会では動画を見ながらテストの振り返りを行ったり、ミライシードで改めて試験範囲の復習を行ったりしている学年もありました。 一方9年生の音楽では、現在取り組んでいる合唱曲の実習(歌唱)でした。貼り付けられた音源をもとに自分のパートを歌って録音し、提出(送信)するという活動を行っていました。 また、8年生の社会は、外部団体とリモートで繋がった授業です。地理の学習ともリンクさせ、北海道江差町観光協会の方から、江差町(かもめ島)の特色や産業・魅力・昔話・海の課題解決に向けた取り組み等について伺い、登校した代表生徒の質問にも答えていただきました(写真・全)。 校長 武田幸雄 7月1日(金)セーフティ教室(スケア-ド・ストレート)今回実施したのは「スケアード・ストレート」という手法による交通安全指導です。スケアード(scared)には「おびえる・怖がる」という意味があります。それをストレート(straight)に伝えます。 つまり、目の前で交通事故を再現することにより、その恐ろしさを直接的に感じてもらい、危険行為を未然に防ごうという取り組みです。区教委や板橋警察署、プロのスタントマンの皆様のご協力により実施しています。 生徒たちは、実際の交通事故(再現)の様子を見て、不適切な自転車の乗り方(脇見・並走・スマホ等を操作しながらの運転・一時停止無視など) が、いかに危険であるかを実感できたようでした。 ★ ★ ★ ★ ★ なお、実施にあたっては、熱中症予防のため、あらかじめ時間を通常の半分(30分)に抑えるようプログラム変更するとともに、帽子の着用やマスク外しを指示し、体調不良等の生徒は教室からの見学としました。 校長 武田幸雄 7月1日(金)1学期期末考査・第3日目
期末考査最終日の本日は、国語・社会・技家のテストが行われました。
一昨日・昨日の記事の流れで、本日もRS(リーディング・スキル=教科書を読み解く力)の育成に関わる問題の一部を紹介します。8年生の社会のテストでは、教科書の1つである地図帳を持ち込んでいました(写真)。 その地図帳の指定されたページ(土地利用図)を参考に、その地域の産業や地形等の特徴を答えさせる問題などが出されています。また、7・9年生の問題には、教科書の一部を抜粋した文章が載っていました。 そして、例示された文が、教科書に書かれた内容と一致するかどうかを問う問題も出ていました。複数の文を比較し、それらが同義か否かを読み解く問題です。他教科のテストでも、授業で学習したことや教科の特性にあわせて、RS育成を図る問題が出されていました。 校長 武田幸雄 6月30日(木)1学期期末考査・第2日目
期末考査第2日目は、英語・理科・音楽のテストが行われました。
昨日の記事で、RS(リーディング・スキル=教科書を読み解く力)の育成に力を入れている本校では、定期考査でもRSと関連する問題を意図的に出題しているとお伝えしました。 本日も、例えば理科のテスト(9年生)では、教科書の「酸とアルカリの反応」について説明するページをそのまま転載していました。そして、ある物質名をそこから導き出させたり、化学式を考えさせたりしていました。 また、8年生の理科では、教科書そのものを持ち込んでのテストです(写真)。教科書に書かれた内容を読み解きながら答える問題の他、問題文をしっかり読み解けば教科書から正解を導ける問題もあります。 いずれにせよ多くの人の教科書に、たくさんの付箋が貼られていました。きっと「教科書持ち込み可」となっていたことで、どのページに、どんな内容が、どう説明されているか、事前にしっかり読み込んだのだと思います。私には何よりそれ自体が、RS育成に役立っているように思えました。 校長 武田幸雄 6月29日(水)1学期期末考査・第1日目
本日より1学期の期末考査が始まりました。
初日の本日は、数学・美術・保体のテストが行われました。RS(リーディング・スキル=教科書を読み解く力)の育成に力を入れている本校では、定期考査にもRSに関わる問題を出しています。 例えば、数学のテストには、全学年とも『読み解く力に関わる問題』という項目が設けられていました。9学年では【有限小数】と【循環小数】の定義が掲載され、指定された小数がどちらになるかを答えさせていました。 8学年では、ある「数当てゲーム」のルールを読み解き、それと関連する文字式を計算したり、答えについて説明したりする問題がありました。一方7学年は、小学校で学習したプログラミングとも関連させた問題です。 図示されたフローチャートを追いながら、整数や自然数の定義も踏まえて指定された数を振り分ける問題でした。そうした問題を作成される先生のご苦労に報いるためにも、答案返却後の答え合わせはしっかりやりましょう。 校長 武田幸雄 |
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