10月10日(月・祝)『スポーツの日』
本日は、祝日『スポーツの日』です。
3年前まで、この祝日の名称は『体育の日』でした。その『体育の日』は、1964年(昭和39)に開催された前回の東京オリンピックを記念して、2年後の1966年(昭和41)制定されました。 1999年(平成11)までは、開会式の行われた10月10日でした。しかし、祝日法の改正(ハッピー・マンデー制度の導入)により、翌年からは10月の第2月曜日となっています。 さらに【スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う】という趣旨のもと、2020年(令和2)に名称も『スポーツの日』に変更され、現在に至っています。 校長 武田幸雄 10月9日(日)今週の予定(10/10〜15)
※ 写真は、先週の授業風景です。
10月10日(月・祝) 《 スポーツの日 》 11日(火)【通常授業】全校朝礼 12日(水)【通常授業】まとめテスト(9年)(部活動再登校) 13日(木)【通常授業】iCS委員会15:30〜 14日(金)【通常授業】進路説明会(午後) 15日(土)【土曜授業】 (数検14:00〜) ★ ★ ★ ★ ★ ※今週から来週にかけ、授業の中で「基礎的な学力調査」を実施します。これは板橋区の行う取り組みで、Chromebookを使って国語と数学の基礎的な問題を解きます(実施日時はクラスにより異なります)。 ※17日(土)の土曜授業は公開する予定ですが、感染症対策のため教室に入室されての参観は10名までとさせていただきます。譲り合ってのご参観をお願いいたします(予定は変更になる場合もあります)。 校長 武田幸雄 10月8日(土)1週間を振り返って
※ 写真は、今週の授業風景です。
3日(月)、生徒会演説会&選挙が行われました。演説会では、立候補者全員が立派な態度で所信を表明しました。そして、当日の記事にも書きましたが、「東京で一番」というフレーズも多く使われていました。 「居心地の良い学校」「いじめのない学校」「団結力のある学校」…。各立候補者が掲げた理想の学校像を集約すると、まさに本校が一丸となって目指す「東京で一番の学校」になれるものと信じています。 一方、その演説を一般生徒が聴いている教室では、各クラスの「めあて」が黒板に書かれていました。【しっかり演説を聴き、生徒会の一員として投票する】【立候補した人を応援するつもりで、話を聴き考える】 中には【板三中の未来を考える】というめあてもありました。演説会・選挙といえども、授業であることに変わりません。そのことを踏まえて「めあてと振り返り」が行われていることを嬉しく思いました。 校長 武田幸雄 10月7日(金)2学期中間考査・第2日目
中間考査2日目の本日は、国語・数学・英語のテストが行われました。
テストといえども授業であり、授業である以上「めあて」があります。そのため担当の先生の設定されためあてが、全テストで黒板に明記されています。例えば、9年生の国語は【作文を最後まで書ききる】でした。 同じ国語でも8年生は【問題を正確に読み解答する】、7年生は【正しく丁寧な字で解答する】でした。このように各教科・各学年で、そのテストを通して全員に達成してもらいたい目標が示されています。 一方で私からも、教科や学年に関係なく、全てのテストで達成してもらいたいめあてがあります。それは【答案用紙の無解答欄をなくす】です(ちなみに8年生の数学のテストは、これがめあてでした)。 ぜひあらゆるテストで、たとえわからなくても何かしらの答えを解答欄に記入する習慣をつけてください。答えのヒント(言葉や数字・記号等)は、必ず問題用紙の中にあります。 また、めあてと振り返りは一対です。先生がテストに設定されためあてだけでなく、試験に向け自分が立てためあてが達成できたかどうかも振り返りましょう。その反省は、次の定期考査に必ず生きるはずです。 ※考査修了後は、給食を挟んで通常授業を行いました。 校長 武田幸雄 10月6日(木)2学期中間考査・第1日目
本日から2日間、2学期中間考査が行われています。
第1日目の本日は、社会と理科のテストでした。全教科の授業でRS(リーディング・スキル=教科書を読み解く力)の育成を図っている本校では、定期考査の中でもRSに関わる問題を出しています。 例えば、ある学年の社会は、教科書の1つである地図帳を持ち込んでのテストでした。そして、指定されたページの資料から、必要な情報を読み取る問題が出されていました(写真)。 また、別の学年では「円高」について説明した教科書本文が掲載されていました。それを読んで、例えば「円高」のメリットとデメリットを答えさせるような問題が出ていました。現在は「円安」の状況が続いていますが、そうした時事問題についても考えさせる問題でした。 校長 武田幸雄 10月5日(水)本日の授業風景(3)
8年3組・技術家庭(家庭分野)の授業の様子です。
『オールマイティBAG』の制作に取り組んでいます。オールマイティ(almighty)には「全能の」という意味がありますが、書類やタブレット、マグなど様々なものを持ち運べる多用途バッグと言えるでしょう。 ポケットを作ってから脇を縫い、現在は多くの人が袋口を縫っています。早い人はベルトをつける工程に入っていますが、そうなるといよいよ作業も終盤で、完成した状態も見えてきていました。 授業の最後に、Chromebookを活用した「振り返り」を行います。カメラ機能を使って作品の写真を撮り、本時の反省と次時の課題を記入してオクリンクで送信します。そうすることで進捗状況を客観的且つ具体的に確認でき、作業を順調に進める要因の1つになっているようでした。 校長 武田幸雄 10月5日(水)本日の授業風景(2)
9年2組・保健体育の授業の様子です。
『バレーボール』に取り組んでいます。この競技本来の楽しさを味わうためキャッチバレー(レシーブではなくボールをキャッチしたり、トスを手投げで上げたりして攻撃につなげる)で行っています ただし、その分いくつもの高度な攻撃が繰り出されていました。オープン攻撃、クイック攻撃、時間差攻撃…。ゲーム前には、それらを可能にするための作戦会議がチームごとに開かれていました(写真・下)。 Classroomに貼り付けられた動画をはじめとする資料を参考に、皆で意見を出し合って課題と解決策を共有します。あるチームは課題を【セッター以外の人が、いつでも打てるようにする】とし、解決策を【ブロックを2枚入れて、攻撃を強化する】と書いていました。さすが9年生ですね。 校長 武田幸雄 10月5日(水)本日の授業風景(1)
7年3・4組 英語(少人数)の授業の様子です。
中間考査を前に、これまで学習した内容の復習に取り組んでいました。ただし、単に問題を解くわけではないようです。授業のめあては【オリジナル問題を作ることができる】と書かれていました。 例えば、これまでに学習した前置詞や過去形の穴埋め問題、「 What + 名詞」を用いた問題等をChromebookで作成します。完成した問題は友達と共有し、お互いに問題を解いたり解説し合ったりしました。 何人かの人に問題作成の効果を尋ねたところ「問題を作るためにはまず自分が理解していなければならないので、ただ問題を解くよりも復習になる」といった答えが返ってきました。昨日の放課後学習教室も活況を呈していた7年生は、仲間と共に学びに向かう姿勢が育っていますね。 校長 武田幸雄 10月4日(火)本日の授業風景(3)本日は、教室での民間企業とのコラボレーション授業でした。学習のテーマは、保健分野で取り上げる『睡眠と健康』です。ご協力いただいたのは、学校教育変革事業を手がける『ARROWS(アローズ)』と、ベッドメーカー『パラマウントベッド』の皆様です(写真は、一部加工)。 寝不足が体調不良を引き起こすことからもわかるように、健康を維持する上で良質の睡眠は欠かせません。では、その良質な睡眠をとるためには、どんなことを心がければ良いのでしょうか。 就寝時だけでなく一日の生活の様々な行動が、良質の睡眠につながるとのことでしたね。また、中間考査を前に、睡眠は体だけでなく心の健康にも影響を及ぼし、学習効率の向上にも重要であることがわかりました。 ※なお、(株)ARROWSには、12月20日の本校の研究発表における「指導・助言」もお願い申し上げています。 校長 武田幸雄 10月4日(火)本日の授業風景(2)
8年2組・保健体育の授業の様子です。
フライング・ディスク(円盤)を投げてパスをつなぎながら、エンドゾーン(得点エリア)を目指す競技です。イメージとしては、身体接触を伴わない(禁じた)アメリカンフットボール(アメフト)に近い感じです。 もう1つアメフトと決定的に違うのは、言うまでもなく楕円球の代わりにフライング・ディスクを使用することです。ラグビーボールを一回り小さくしたようなアメフトのボールは、まっすぐ投げるためにはスパイラル(回転)をかけなければならず、それなりの技術が必要です。 それに比べディスクは投げやすい?…と思うのは早計です。試合中にまっすぐ投げるだけでも難しく、風を計算に入れたり、ディフェンスをかわすためにカーブをかけたりと、アメフト以上の技術が必要なようでした。 校長 武田幸雄 10月4日(火)本日の授業風景(1)
9年3組・社会(公民)の授業の様子です。
『政治と民主主義』の学習です。電子黒板に映し出された教科書の資料が気になったので、ついお邪魔しました。【人民の、人民による、人民のための政治】で有名な、リンカーンの演説場面を描いた資料です。 私が気になったのは「リンカーン」という人名表記でした。なぜなら、歴史分野の教科書では「リンカン」と表記しているからです。担当の先生に伺ったところ、歴史分野と公民分野とで出版社の異なることが理由で、生徒の皆さんには「どちらでも良い」と指示されているとのことでした。 授業では、具体的な事例について「多数決で決めるべき(決めてはならない)かどうか」を友達と話し合いました。教科書に出てくる歴史上の人物名も、多数決ではなく出版社どうし話し合って統一してほしいですね。 校長 武田幸雄 10月3日(月)生徒会演説会&選挙会長候補1名、副会長候補2名、庶務候補5名による演説は図書室で行い、各教室に配信しました。演説に先立ち、NHKの教材番組より「選挙ってなんのため?」を視聴し、投票への意識を高めました。 立候補者全員の演説からは、一人ひとりの「板三中を、こんな学校にしたい」という熱い思いが伝わってきました。仲間の応援演説も、そんな候補者のやる気や人柄を伝えてくれていたと思います。 また、それとは別に、多くの立候補者が演説や公報紙の中で「東京で一番の学校にするために」といったフレーズを使ってくれていました。そうしたことからも、私は誰が役員になっても大丈夫と確信しています。 校長 武田幸雄 10月3日(月)本日の授業風景(3)
8年4組・道徳の時間の様子です。
【友情・信頼】をテーマにした授業です。教科書から『ライバル』という読み物を使用しています。【康夫】と【啓介】は友達でありながら、水泳ではライバルとして全国1位を競い合っていました。 ある日【康夫】が急病で入院してしまい、ライバルがいなくなった【啓介】は一時ホッとします、しかし、心を入れ替えて見舞いに来た【啓介】と、それを素直に受け入れられない【康夫】の姿が描かれています。 【啓介】【康夫】の台詞は、心話分も含め担任の先生と副担任の先生が役割分担して読んでくださいました。お二人の迫真の演技のおかげで、【啓介】【康夫】の気持ちも理解しやすくなったようです。最後には「理想の友情とは?」について各自で考えを深め、皆で共有しました。 校長 武田幸雄 10月3日(月)本日の授業風景(2)
7年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。
『関数と比例・反比例』の学習に入りました。まず授業のめあてとして【関数のイメージをつくる】を掲げ、小学校でも学習した比例と反比例を見直しています。先生が、封筒の中にピッタリ入った紙をゆっくり出しています。なにやら手品でも始めたかのようにも見えます(写真・上)。 その様子を見ながら「封筒から紙を引き出すと変わる数量」を次々に挙げていきました。「封筒から出た紙の長さ」はもちろん「封筒と紙の長さの合計」「封筒の中の空になった部分」等、いろいろ挙がりました。 それを受け、例えば「紙をxcm引き出した時の紙の面積をycm³とすると…」等、xとyの関係を確認しました。今後3年間学ぶことになる関数の「基本中の基本」の学習です。しっかり押さえておきましょう。 校長 武田幸雄 10月3日(月)本日の授業風景(1)
9年4組・道徳の時間の様子です。
「公正・公平・社会正義」をテーマに、教科書の『命の大切さ』という読み物を使用しています。全国中学生人権作文コンテストの入選作品なので、自分たちと同じ中学生の実体験が綴られています。 病気の治療のために髪の毛が抜け落ちた【僕】は、同じ病棟の【K君】と仲良くなります。退院後に髪の毛のことで同級生からからかわれた【僕】は、検査で病院を訪れた際に【K君】を見舞うのですが…。 本文中に【姿・形が少し違っただけでも好奇の目で見られ…】とありました。差別や偏見のない社会を築くために、私たちはどうしたらよいのでしょうか。社会(公民)の授業では、基本的人権を取り上げます。ぜひ、そうした学習ともリンクさせて、考えてもらいたいと思います。 校長 武田幸雄 10月2日(日)今週の予定(10/3〜7)
※ 写真は、先週の授業風景です。
10月3日(月)【通常授業】生徒会演説会・選挙(午後) 4日(火)【通常授業】 5日(水)【通常授業】 6日(木)【中間考査】社会・理科 7日(金)【中間考査】国語・数学・英語(考査後は通常授業) ★ ★ ★ ★ ★ ※6日(木)は、給食がありません。7日(金)は、考査終了後は給食を挟んで通常授業(臨時時間割)です。 校長 武田幸雄 10月1日(土)『都民の日』
本日は『都民の日』です。都立・都営の施設が無料開放されたり記念行事が行われたりするため、昨年まで学校も休業日にしてきていましたが、今年は土曜日なので関係ありません。
では、この『都民の日』とは、いったいどんな日なのでしょうか? 私たちの暮らす東京都には、『都民の日条例』という条例があります。 1952年(昭和27)に定められた条例で、その第1条に『都民の日』の目的・趣旨ともいうべきものが下記のように記されています。 【都民がこぞって1日の慰楽をともにすることにより、その自治意識を高揚し、東京都の発展と都民の福祉増進を図るために、都民の日を設ける】 これを簡単に言うと、次のようになります。 【『都民の日』をきっかけに、みんなでイベントに参加するなど楽しみを共にし、同じ都民としての仲間意識を高めましょう。 そして、みんなの力で、より暮らしやすい東京都を築いていきましょう】 では、なぜその日が10月1日なのでしょう? それは、1898年(明治31)東京が自治権を持つ「東京市」となった、つまり、それまで地方自治体として認められていなかった東京に自治権の与えられた日が、今日 10月1日だったからなのです。 校長 武田幸雄 9月30日(金)本日の授業風景(3)学年で取り組む『板橋DASH(ダッシュ)』の中間発表をしています。以前、某バラエティー番組でアイドルグループが荒地を開墾したり、都心のビルの屋上にビオトープを造ったりする企画がありました。 『板橋DASH』はその名にちなみ、屋上緑地で植物の育成に挑戦する取り組みです。屋上緑地の再生は、私が本校に着任した時からの悲願です。しかし、高さ20cm程度のコンクリートブロックで囲んだだけの緑地は、雨では泥地に化す一方、夏場はすぐカラカラに乾燥してしまいます。 そうした悪条件の中でも育ちそうな植物を、自分たちで調べました。そして、栽培計画を立て、日常的な管理もしてきています。本日は、パセリやジャガイモ等グループごとに、経過報告を行っていました。 校長 武田幸雄 9月30日(金)本日の授業風景(2)Unit-4『 Be Prepared and Work Together 』の学習です。単元名にあるように、登場人物が災害への備えと地域での協力について考える教材です。授業のめあても【防災意識を高めることができる】とありました。 ただし、安全教育の授業ではありませんから、disaster(災害)等の新出英単語や間接疑問文等の文法事項もしっかり習得しなければなりません。それらを踏まえ、教科書を読み解いた上でのめあてと言えます。 と、そんなことを考えていた矢先、栃木市などで震度4を観測する地震が発生しました。取材中の私は揺れに気づかなかったのですが、生徒の皆さんは指示がなくてもさっと机の下に身を隠しました(写真・下)。少なくとも先の授業のめあては、すでに達成できていたようです。 校長 武田幸雄 9月30日(金)本日の授業風景(1)
7年5組・国語の授業の様子です。
前後の文(語句等)が、どんな関係でつながっているかを示す『接続する語句』の学習です。そこで、先生がいくつかの例文を黒板に書かれました。ただし、いずれも前の文は【私はベルを鳴らした】となっています。 だから、生徒の皆さんは「先生、何回ベルを鳴らせば気が済むのですか?」などと質問していました。しかし、先生は前後の関係性の違いをわかりやすくするため、あえて同じ例文を使っているようでした。 例えば【老人が出てきた】【誰も出てこなかった】そして【ノックもした】等の例文を後につなげることで、生徒の皆さんも「接続する語句」の役割が理解できたようです。さて、私はこの記事の中でどんな「接続する語句」を使い、しかも、それぞれがどんな役割を持つか答えられますか? 校長 武田幸雄 |
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