校長あいさつ

校長 小宮 孝之

平成31年度の学校経営について

本校は、本年度で開校145年を迎える歴史と伝統のある学校です。田植えと収穫、茶つみ、田遊び、大根づくりなど、地域の方々のご支援をいただきながら様々な農業文化を「特色ある教育活動」と位置づけて、教育活動に取り組んで参りました。

 今年度は713名の児童が集まり、4月8日に新年度が始まりました。「地域社会と共に学び、共に育つ紅梅小学校」を「目指す学校像」に設定し、保護者の皆様、地域の皆様、関係各機関の皆様との連携を、一層充実させて参ります。自然体験を通して、地域の文化を理解し、徳丸・四葉地域を心から愛する郷土愛をこれからも一層育んでいきたいと考えております。

 さて、平成32年度に全面実施される学習指導要領では、これからの時代に求められる人間の力を、「情報や出来事を主体的に判断しながら他者と一緒に課題を解決していく力」だと述べています。板橋区教育ビジョン2025においても、将来、子供たちが生きていく上で必要な力として、「主体的に課題を発見し、解決に導く力」、「協働して課題解決に取り組む力」、「失敗を恐れずチャレンジする力」を挙げています。本校ではこうした社会情勢や国や都、区の方針を実現するべく、教育活動に取り組んで参ります。

 将来の「予測不能な時代」を生きるための力は、「他の人の意図を理解する力」と「影響を予測できる力」、そして「新しい価値を創造する力」だと言われています。いずれ、コンピュータの知能は人間の知能を追い抜きます。それはどうにもならない現実です。だからこそ、私たちは、PCの苦手とする領域、たとえば「相手への思いやり」「ゼロからの創造」「組織的な問題解決」などの力を子供たちにつけていくべきです。他者と協力して産み出していったり、他者をオープンに受け入れたりすることが、Aiにはできない「人間らしさ」であり、それこそ、「予測不能な時代」を生き抜くために、人間が身につける能力、今、学校が子供たちに身につけさせるべき力です。