1/17 一斉部会(5年算数「正多角形と円」)プログラミングの利用
- 公開日
- 2023/01/18
- 更新日
- 2023/01/18
情報教育研究部
1/17(火)
情報教育研究部では、プログラミングを利用した5年生算数「正多角形と円」の授業提案を行いました。
図形の学習で身に付けてきた知識である三角形や四角形などの内角に着目するのではなく、進行方向を回転させて内角を作り出す(外角の捉えがないと難しい)というステップに苦戦しながら、正多角形の描写に挑戦しました。
基本となる四角形は、前時に既習したものの、内角も外角も90°の四角形から、内角と外角が異なる三角形への思考の変換は、多くの児童にとって捉えにくかったようでした。ワークシートを使って、必要条件を求めさせる手順をふんだり、子どもたちの言葉で説明させたりすることで、個々に作り出すプログラムの正確性が高まったように思います。
作図をすることが難しい正多角形も、条件を考え、プログラムを組むことで、簡単に描ける、そして、簡単に視覚で捉えられるようになるプログラミングのよさを実感させられるよう、めあてを明確にすること、子どもたちがよさを実感できるようにすることなど、問題点も多々ありますが、必修である本内容にどうアプローチすればよいのかのヒントにはなったのではないかと思います。
本授業の参観だけでなく、指導案作成・検討と話し合いを重ねたことも、一人ひとりの先生方にとって大きな経験となったことと思います。授業者の重政先生に感謝するとともに、研究会で講評をいただいた板橋区教育委員会事務局指導主事 堀内先生にも感謝したします。ありがとうございました。