2月21日(金曜日)の授業の目標は、「電力と電気量の違いを正しく理解し、それぞれの問いに答えられるようになること」です。
まず、理科室内にあるさまざまな電気製品を探し、それぞれに記載されている「〇〇W」の表示を調べました。黒板消しクリーナー、テレビ、DVDプレーヤー、鉛筆削り、ポット、ドライヤー、プロジェクター、殺菌保管庫、ホットプレート、顕微鏡用ライトなどの消費電力を確認し、数値をメモしました。
(写真は、8年1組の授業の様子です。)
日本のコンセントは100Vで、日本製の電化製品もこの電圧に対応しています。生徒から「海外ではどうですか?」という質問があり、先生は「いい質問ですね。海外の電圧は国によって異なり、変圧器を使って調整します」と解説しました。
調べた電気製品をすべて同時に使用した場合、43.63Aの電流が流れることが分かりました。一般的な家庭では30Aや40Aのブレーカーが使用されているため、それを超えるとブレーカーが落ちてしまいます。特に、ホットプレート(1300W)やドライヤー(1200W)など、短時間で大きな電力を消費する製品は注意が必要です。
授業を通じて、生徒たちは身近な電気製品の消費電力や安全な使用方法について理解を深めることができました。