9年社会(人権思想の発展)
- 公開日
- 2024/10/22
- 更新日
- 2024/10/22
できごと
「日本国憲法の歩みと基本的人権」の学習が始まりました。今日の目標は、「人権の考え方がどのように生まれ、発展してきたのかを理解し、その内容を発表すること」です。
まず、歴史の授業で学んだロック、モンテスキュー、ルソーといった啓蒙思想家を振り返り、私たちが当然のものとして考えている人権の理念が、マグナ=カルタや権利の章典、アメリカ独立宣言、フランス人権宣言、ワイマール憲法、そして世界人権宣言という順番で発展してきたことを復習しました。
その後、それぞれの文書に記された権利がどのようなものかを資料から読み取り、ワークシートに記入しました。国王の権限が制限され、議会の承認が必要となるなどの変化があり、18世紀には生命や平等といった権利の保障が認められるようになりました。さらに、産業革命を経て、20世紀には「人間らしい生活を送る権利(社会権)」が生まれた背景について考察を深めました。生徒たちは自分で考えた意見をグループで伝えあいながら協働学習に取り組みました。
(写真は9年2組の授業の様子です。)