現在、いくつかの教科で「自己調整学習」という学び方に取り組んでいます。自己調整学習とは、教師が一斉に説明を行うだけでなく、生徒一人ひとりが自分の理解度や状況に応じて、学習のペースや方法を選びながら学ぶ学習スタイルです。

　今日の8年生の数学（図形の性質）の授業では、単元の目標に向かって、「先生の説明を聞いて理解を深める」「一人で集中してワークシートに取り組む」「友達と相談しながら問題を解決する」の3つの学び方から、その日の自分に合った方法を選んで学習を進めていました。

　授業中はChromebookを活用し、ワークシートにある二次元コードからデジタル教科書の解説動画にいつでもアクセスできるようになっています。また、オンライン上で学習の進み具合を共有し、自分の現在地を確認しながら取り組む姿も見られました。授業の終わりには、「学習内容」だけでなく「学習方法が適切だったか」も振り返り、次の学習に生かしています。

　単元のまとめとしては、これまでの学習で気づいた「証明のポイント」をスライドに整理し、クラスで共有する予定です。自分に合った学び方を選びながら、主体的に学習に取り組む姿が見られました。