７年３・４組 数学（少人数）の授業の様子です。

　『文字式の計算』の学習です。小学校の算数では、計算に数字以外の文字を使用することはありませんでした。それが中学校の数学になり、文字を使った式に含まれる数や文字に着目して計算問題を考えます。

　このグループでは授業の冒頭、ＤＳＴＰ（誰１人生徒を取り残さないプロジェクト）の視点に立った希望調査をしました。具体的には「講義・演習」「自学・協働学習」の２つの学習形態のうち、自分のとりたい方法を選べるのです。前者を選んだ人は、教室に近い席で黒板に向かって座ります。そして、先生の説明を聞いてから演習に入ります（写真・上）。

　後者は、教室の後ろで友達と教え合ったり、自分のペースでドリルや学習アプリにも取り組めます（同・中・下）。形態は、授業ごとに選ぶことができるそうです。先生は、各グループの間を頻繁に見て回り、個別最適なアドバイスを与えていらっしゃいました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　武田幸雄