９年２組・理科の授業の様子です。

　『化学変化と電池』の学習で、実験「ダニエル電池の作製」に取り組んでいました。約200年前にイギリスのダニエルが発明したこの電池作製は、以前は高校化学の授業で取り上げていましたが、現在は学習指導要領の改訂により中学校で扱うようになっています。

簡単に言うと、硫酸亜鉛水溶液にいれた亜鉛板と、硫酸銅水溶液に入れた銅板をつないで羽根つきモーターを回したり電子オルゴールを鳴らしたりします。これまでの実験以上に、羽根の回り方は勢いがありましたね。

　オルゴールもよく聞こえましたが、特有の高音域の音に「耳鳴りみたい」という人がいました。その声におもわず「常に耳鳴りが聞こえるのは、私たちの年代ですよ」と反応してしまい、笑われました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　武田幸雄