校長日記

6月23日(月)本日の授業風景(2)

公開日
2025/06/23
更新日
2025/06/23

校長日記

 8年1組・道徳の時間の様子です。


 【相互理解・寛容】をテーマにした授業です。教科書より『コトコの涙』という読み物を使用していました。同級生と一緒に老人ホームでボランティア活動を行っていた中学生の【コトコ】は、入所者に対して幼児に対するような口調で話しかけ、あとでそのことを同級生から強く叱責されます。


 その後【コトコ】は園長の「自分が良かれと思ってとる行動が、必ずしも老人の望みではない」という言葉に涙が出るのでした。介護や看護の世界では、この読み物のように「高齢者に対する言葉遣い」が問題視されることがあります。


 授業では【コトコ】の涙の意味も考えながら、自分と異なる立場の人と分かり合えるようにするには、何を心がければよいかを考えました。その心がけは、外国の方や障がいを持つ方に接する際にも大切にしたいですね。


                                         校長 武田幸雄