校長日記

6月6日(金)本日の授業風景(1)

公開日
2025/06/06
更新日
2025/06/06

校長日記

 9年4組・音楽の授業の様子です。


 スメタナ作曲『ブルタバ(モルダウ)』の鑑賞の授業です。チェコを流れるブルタバ川の様子や流域の情景を音楽に託した曲です。授業のめあては【作曲者の思いを感じ取りながら、音楽を味わうことができる】とあります。


 先生の解説を交えながら曲を聴き、協働学習でワークシートを作成していました。この曲は「主題」の他に「水源」「森~狩り」「村の結婚式」等の場面に分かれています。「森~狩り」の場面では、ホルンが効果的に使われています。ホルンは、ベル(アサガオ)が後ろを向いている渦巻のような形の金管楽器です。


 その理由は、もともと集団で狩りをするときに、先頭の馬に乗った人が後方の人に獲物の発見を伝えるためであることを、私も初めて知りました。あの不思議な形にも、必然性があったのですね。

                                         校長 武田幸雄