校長日記

5月23日(金)本日の授業風景(2)

公開日
2025/05/23
更新日
2025/05/23

校長日記

 8年4組・美術の授業の様子です。


 美術の学習内容は、絵画や彫刻制作などの表現活動だけではありません。美術作品などの見方や感じ方を広げる鑑賞活動も大事な学習です。この時間はその鑑賞活動で、取り上げていたのは『ゲルニカ』(パブロ・ピカソ)です。


 ピカソの名を知らない人はいないと思いますが、『ゲルニカ』はそのピカソの代表作の1つです。スペイン内戦中の1937年、ドイツ空軍がスペインの都市ゲルニカに対して行った無差別爆撃の様子を描いた作品です。


 牡牛と馬、子どもを抱いて泣き叫ぶ女性、灯りを持つ人、折れた剣を握る戦士…。絵画には何が描かれていてどんなイメージをもつか、どんな特徴があるか、歴史的背景を踏まえてどんな作品だと思うか等を、個人解決と集団解決で考えました。Chromebook上で拡大してみると「文字のようなものが見える」等、新たな発見もあるようでした。


                                         校長 武田幸雄