校長日記

5月19日(月)本日の授業風景(2)

公開日
2025/05/19
更新日
2025/05/19

校長日記

 8年3組・理科の授業の様子です。


 『大気圧と圧力』の学習です。「圧力」とは、物体どうしがふれ合う面に力がはたらくとき、その面を垂直におす単位面積あたりの力の大きさのことです。そして、空気にも質量があるため、空気にはたらく重力によって発生した圧力が「大気圧(気圧)」です。


 その【大気圧を実感する】を授業のめあてに、簡単な実験を行っています。少量の水を入れた空き缶を加熱し、中の水が沸騰し湯気が出てきたら火を止めます。そして、空き缶のふたにラップをして濡らした雑巾に載せて水で冷やすと…。


 直後にペコンと音がして、空き缶がへこみました。缶の中の水蒸気が急激に冷やされ水に戻ることで体積が減って真空に近づき、外側にかかる大気圧に耐えられず起きる現象ですが、まるで手品を見るようでしたね。


                                         校長 武田幸雄