校長日記

12月5日(木)本日の授業風景(3)

公開日
2024/12/05
更新日
2024/12/05

校長日記

 8年5組・音楽の授業の様子です。

 音楽の授業では、歌唱教材として『赤とんぼ』や『夏の思い出』など「我が国の自然や四季の美しさを感じ取れるもの」または「我が国の文化や日本語の持つ美しさを味わえるもの」を取り扱うことになっています。

 本日は、そんな教材の1つである『荒城の月』の歌唱テストでした。1人ずつ練習室に移動し、先生の前で歌います。歌い終わった人や順番待ちの人は、ワークシートに取り組んだり歌の練習をしたりしていました。

 東北が故郷の作詞者・土井晩翠は、明治維新の際に新政府軍と戦って敗れた仙台藩(青葉城)や会津藩(鶴ヶ城)に思いを馳せてこの詞を書いたと言われています。そんな歴史の大転換期を社会の授業で学習した際に思い出すと、歌詞に漂う哀愁が一段と感じられるかもしれません。

                          校長 武田幸雄