校長日記

6月15日(火)本日の授業風景(1)

公開日
2021/06/15
更新日
2021/06/15

校長日記

 8年1組・社会(歴史)の授業の様子です。

 『社会の変化と幕府の対策』の学習で、主に「田沼意次の政治と、松平定信の政治」を取り上げていました。後者はよく「寛政の改革」と呼ばれています。それに対し前者は「賄賂(わいろ)政治」などとも言われました。

 不名誉な言われ方ですが、近年の歴史研究によると田沼意次は「有能な改革者」という評価もされつつあります。本日は、その田沼と松平の政策方針の違いを、教科書から読み解く学習に取り組みました。

 授業では、教科書を使ってRS(リーディング・スキル=読み解く力)の育成を図っています。そのためさらに、以前学習した徳川吉宗の政治(享保の改革)との比較を、教科書から読み解く活動にも取り組みました。こうした学習の積み重ねが、RS育成と学力向上に必ずつながるはずです。

                          校長 武田幸雄